ビジネスシーンでよく使う「お話するのを楽しみにしています」は、相手の話を聞くことで、その話が自分にとって価値があり、勉強になることを嬉しく思う前向きな表現です。より丁寧な印象にするために、目上の人や取引先の人には言い換えも使えたら良いですね。
この記事では、「お話するのを楽しみにしています」のビジネスシーンでの使い方や、言い換えについて詳しく解説します。さらに、相手に期待感を高めるためのコツも紹介します。
「お話するのを楽しみにしています」をビジネスシーンで目上の人に使っても偉そうではありませんか?
丁寧な表現ですが。もし偉そうと捉えられる可能性がある場合は、言い換えることも検討しましょう。
※「お話するのを楽しみにしています」の丁寧な表現、言い換えはこちらです。
「お話するのを楽しみにしています」は、単に会話を楽しみたいという気持ちだけでなく、相手から学ぶことや、有益な情報交換ができるという期待感を表します。しかし、状況によってはより丁寧な言い換えが必要になる場合もあります。
「お話するのを楽しみにしています」の意味と使い方
「お話するのを楽しみにしています」は、以下の3つの意味合いになります。
・相手との会話を楽しみにしている
・相手との会話から学ぼうとしている
・相手との関係を築き、発展させたいと思っている
相手との会話を大切にしていきたいということですね♡
「お話するのを楽しみにしています」は、以下の場面で使います。
・会議や商談の前
・初めて会う人への挨拶
・電話やメールでのやり取り
・面接
「お話するのを楽しみにしています」の例文
「お話するのを楽しみにしています」の例文を場面ごとにみていきましょう。
【会議や商談の前】
・明日の会議では、〇〇様とお話するのを楽しみにしております。
【初めて会う人への挨拶】
・初めてお会いしますが、〇〇様とお話するのを楽しみにしていました。
【電話やメールでのやり取り】
・ご連絡ありがとうございます。詳細について、お話できるのを楽しみにしております。
【面接】
・面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。本日は、お話できるのを楽しみにしております。
【初めて会う人に対して】
初めてお会いします。〇〇様とお話するのを楽しみにしておりました。
お話を伺う機会をいただき、誠にありがとうございます
「お話するのを楽しみにしております」の「しております」は自分の行動をへりくだる表現なので、「お話するのを楽しみにしています」より丁寧な表現です。
「お話するのを楽しみにしています」の丁寧な言い換え表現
「お話するのを楽しみにしています」は、丁寧表現ですが、目上の人や取引先の人など、より丁寧な印象にしたい場合は、以下の言い換え表現がおすすめです。
ぜひお話したいと思っていました
意味:積極的に話したいという意欲が伝わる表現です。
例文:以前からご相談したいことがあり、ぜひお話したいと思っていました。
お話を伺えることを楽しみにしております
意味:相手の話を聞くことに重点を置いた表現です。目上の人に向けて使うのに適しています。
例文:今度の会議で先輩のお話を伺えることを楽しみにしております。
お話できることを心待ちにしております
意味:会話に対する期待感が強い表現です。
例文:〇〇様とのお話できることを心待ちにしております。
お会いできるのを楽しみにしています
意味:会話だけでなく、対面での会話を楽しみにしている表現です。
例文:久しぶりに皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
会話への期待感を高めるコツ
会話への期待感を高めるコツについてみていきましょう。
「お話するのを楽しみにしています」と言うよりも、「お話」の内容を具体的に伝えることで、相手との会話に対する熱意を示すことができます。
「お話」の内容を具体的に伝えることで、会話への期待感を高めることができるということですね♡
・お話できるのを楽しみにしています。特に、〇〇について意見交換できればと思います。
・お話できるのを楽しみにしております。○○についてお話を伺うのを楽しみにしております。
・お話できるのを楽しみにしております。○○について、色々お話を聞かせていただけると嬉しいです。
【取引先との会話】
次回○○について、色々お話を聞かせていただけると嬉しいです。また、お話できるのを楽しみにしております。
私もお話できること楽しみにしています。
具体的に言うことで、前向きな気持ちを伝えることができます♡
具体的な内容を伝えることで、相手との会話に対する期待感をより高めることができます。大切なのは、相手との会話に真摯に向き合って接することです。
「お話を伺う」や「お話をお伺いする」は正しい使い方でしょうか?
「お話を伺う」「お話をお伺いする」も、お話をする時によく使う表現ですね。一緒にみていきましょう♡
「お話を伺う」「お話をお伺いする」は正しい使い方?
「お話を伺う」は、尊敬語の「お話」に謙譲語の「伺う」をつけた言葉です。尊敬語と謙譲語を組み合わせているので二重敬語ではありません。文法的には正しい表現です。
二重敬語とは、1つの言葉に同じ種類の敬語を2回重ねて使うことです。
「お話をお伺いする」は、二重敬語になります。
「お伺いする」「お伺いいたします」「お伺いします」「お伺いさせていただきます」「お伺い申し上げます」は二重敬語です。
上記の表現は、慣用になっていますが、人によっては二重敬語を好まない方もいるので、使う時には気をつけましょう。
こちらの記事もよろしければ、参考に読んでいただけると嬉しいです♡
まとめ
「お話するのを楽しみにしています」は、ビジネスシーンで相手との会話に対する期待や前向きな気持ちを伝えることができる表現です。状況に合わせて適切な言葉遣いを心がけ、丁寧な印象が伝えられたら良いですね。