「心から嬉しく思います」は、深い喜びや嬉しい気持ちを丁寧かつ謙虚に表現する言葉です。ビジネスシーンで「心から嬉しく思います」も使いたいけど、もっと丁寧で印象的な表現はないかな?と感じたことはありませんか?
この記事では、ビジネスシーンで「心から嬉しく思います」の使い方と言い換え表現を例文とともに詳しく解説します。
「心から嬉しく思います」とは?
「心から嬉しく思います」は、深い喜びや嬉しい気持ちを表現する丁寧な言葉です。
「心から嬉しく思います」は、目上の人やフォーマルな場での会話でよく使われます。
「心から嬉しく思います」の意味と使い方
「心から嬉しく思います」の意味は、深い喜びの気持ちを丁寧に伝える表現です。「嬉しいです」と言うよりも、より感動の気持ちや感謝を相手に伝えることができます。
「心から」が、心の底からの意味のため、深い感情を示す表現になります。
丁寧な表現のため、目上の人に使っても失礼ではありません♡
「心から嬉しく思います」を使う時は、以下の時になります。
・目標を達成した時
・誰かに何かしてもらい、感謝している時
・嬉しい知らせを受けた時
・人を祝福したい時 などに使います。
「心から嬉しく思います」の例文
「心から嬉しく思います」を使った例文をみていきましょう。
【感謝の気持ちを伝える場合】
・ご提案いただきまして、心から嬉しく思います。
・この度は、〇〇のご協力をいただき、心から嬉しく思います。
・今後とも、良好な関係を築いていければ幸いです。心から嬉しく思っています。
【喜びの気持ちを伝える場合】
・目標達成に貢献できたことを、心から嬉しく思います。
・今度のセミナーに参加できることを、心から嬉しく思います。
・社内試験の良い結果の報告を受け、心から嬉しく思います。
「心から」という表現を使うことで、より丁寧で誠実な印象になります♡
【例文・社内での会話】
今回の案件について、丁寧に最後までよく頑張りましたね。
先輩、ありがとうございます。温かいお言葉、心から嬉しく思います。
「心から嬉しく思います」を使う時のコツをみていきましょう。
「心から嬉しく思います」を使う時のコツ
「心から嬉しく思います」とは、深い喜びや嬉しい気持ちを表現する丁寧な言葉です。「心から嬉しく思います」を使う時のコツをみていきましょう。
具体的な理由を添えること
【上司との会話】「心から嬉しく思います」を使う時のコツ:「具体的な理由を添える」
ご指導のおかげで、このような成果を出すことができ、心から嬉しく思います。
こちらこそ、よく頑張ってくれてありがとう。努力が成果に繋がったことを、とても嬉しく思うよ。
上の会話をみてみましょう。
・「心から嬉しく思います」と、なぜ嬉しいのか具体的な理由を添えることで、より気持ちが伝わりやすくなります。
・〇〇していただき、心から嬉しく思います。
・〇〇のおかげで、このような成果を出すことができ、心から嬉しく思います。
具体的な理由を述べることで、相手に対してより真摯な感謝の気持ちが伝わります♡
あとは、状況や相手に応じて表現を使い分けることも大切です。「心から嬉しく思います」はフォーマルな表現なので、目上の人やビジネスシーンでの使用に適しています。
「大変嬉しく思います」「誠に嬉しく思います」との違い
「心から嬉しく思います」と似た表現で、「大変嬉しく思います」「誠に嬉しく思います」があります。丁寧な表現であることは共通していますが、 ニュアンスの違いがあります。
「大変嬉しく思います」
意味)非常に嬉しい気持ちのこと。「心から嬉しく思います」よりも強い喜びを表現したい場合に適しています。
例文)お褒めの言葉をいただき、大変嬉しく思います。これからも精進してまいります。
「誠に嬉しく思います」
意味)目上の人や、フォーマルな場面でより強い敬意を込めたい場合に適しています。
例文)昇進の機会をいただきまして、誠に嬉しく思います。
「心から嬉しく思います」の言い換え
「心から嬉しく思います」はフォーマル、ビジネスシーンで使う表現です。「心から嬉しく思います」の言い換え例とその特徴をまとめました。状況や相手に合わせた表現を選んでみてください。
「嬉しく思います」「嬉しく存じます」
「嬉しく思います」
意味)嬉しい気持ちを伝える丁寧な表現です。
「嬉しく存じます」
意味)「思う」の謙譲語は「存じます」のため、より丁寧な表現です。
・今日は充実した時間を過ごせて、嬉しく思います。
・ご丁寧なご対応、ありがとうございます。大変嬉しく存じます。
「嬉しい限りです」
「嬉しい限りです」
意味)非常に嬉しい気持ちを伝える丁寧な表現です。「嬉しい」と言うよりも、もっと深い喜びや感謝の気持ちを伝えることができます。
目上の人やお客様に対して使うのに適しています。謙虚さを表現するのにも良い表現です。
・ご満足いただけて嬉しい限りです。
・大変嬉しい限りです。責任重大な任務ですが、精一杯努力いたします。
「大変光栄です」「光栄に存じます」
「大変光栄です」と「光栄に存じます」は、どちらも相手をたてながら、名誉や誇りに思うことを伝えることができます。
「大変光栄です」
意味)非常に名誉なことだと感じる気持ちを強調した表現です。
「光栄に存じます」
意味)名誉なことだと感じる気持ちを謙虚に表現したものです。
・お客様のお役に立つことができて大変光栄です。
・貴社のお手伝いができて光栄に存じます。
まとめ
「心から嬉しく思います」を、上手に使うことで、深い喜びや嬉しさ、感謝の気持ちを効果的に伝えることができます。上記の注意点に気をつけて「心から嬉しく思います」を使えたら良いですね。