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「ご来社いただけますと幸いです」を正しく使う!言い換え・例文付き

言葉遣い

「ご来社いただけますと幸いです」は、来社してもらえると私は嬉しいですという意味です。ビジネスシーンでよく使われる丁寧な表現ですが、正しく使えていますか?この記事では、「ご来社いただけますと幸いです」の意味を詳しく解説し、ビジネスシーンで使える例文を紹介します。この言葉を使う際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

「ご来社いただけますと幸いです」は、なんとなく意味はわかるのですが、使い方が難しそうで使ったことはありません。

「ご来社いただけますと幸いです」とは、相手に会社やオフィスに来てもらうようお願いする際に使う丁寧な表現です。

「ご来社いただけますと幸いです」は、ビジネスシーンでは、取引先との打ち合わせや、顧客への提案など、さまざまな場面で使う丁寧な表現です。

「ご来社いただけますと幸いです」の意味

「ご来社いただけますと幸いです」は、「ご来社いただけると、私は幸いです」という意味になります。つまり、「相手にご来社いただくことを大変ありがたいという気持ち」を丁寧に伝えています。

「ご来社」の「ご」は尊敬語です。目上、敬意を払う相手が自社にくる時に使います。

「いただけますと」は「〜してもらうと」という意味です。

「幸いです」とは、「私は嬉しいです」という丁寧語です。

来社いただけますと幸いです」とは、ご〜いただくで謙譲表現になります。

「ご来社いただけますと幸いです」は、相手に「ご来社いただくことを大変ありがたいと思っています」という意味です。相手への敬意を表し、丁寧な印象になります♡

「ご来社いただけますと幸いです」の使い方と例文

「ご来社いただけますと幸いです」は、相手が自社や施設に訪問してくれるという状況で使う丁寧な表現です。おもに取引先の人に対して使います。

「ご来社いただけますと幸いです」の基本的な使い方♡

・商談の誘い:新しい製品やサービスについて、実際に見ていただきたい場合。
・会社説明会への招待:自社のことをより深く知っていただきたい場合。
・相談ごとや打ち合わせ:相談ごとや打ち合わせをしたい場合。

などの時に使います。

例文

・来週の打ち合わせに、ぜひご来社いただけますと幸いです。

・来週の会議にご来社いただけますと幸いです。詳細については、後日改めてご連絡いたします。

・事業内容を詳しくご説明させていただきます。ご多忙の折とは存じますが、ご来社いただけますと幸いです。

【取引先との会話】

<br>

ご多忙の折とは存じますが、来週の打ち合わせにも、ぜひご来社いただけますと幸いです。

取引先の人
取引先の人

かしこまりました。スケジュールを確認してみます。

「ご来社いただけますと幸いです」が適切に使えていますね♡

上の会話をみてみましょう。全体的に相手への配慮が感じられる表現です。

「ご多忙の折とは存じますが」:相手が忙しいことを理解していることを示し、貴重な時間を割いてもらうことに対する感謝の気持ちを伝えています。

「ぜひご来社いただけますと幸いです」:「ぜひ」を使うことでより相手の来社を心から歓迎していることを丁寧に表現しています。

「ご来社いただけますと幸いです」を使う時は、クッション言葉「お忙しい中」「恐縮ですが」などをあわせて使うことをおすすめします。

↓よく使う「ご来社いただけますと幸いです」を使ったメール文です♡

【打ち合わせ依頼のメール文】「ご来社いただけますと幸いです」は、書面で使うことが一般的です。

お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。

先日お話しさせていただきました、〇〇の件ですが、一度弊社までお越しいただくことは可能でしょうか。具体的な内容について、お打ち合わせできればと考えております。ぜひご来社いただけますと幸いです

ご多忙の折とは存じますが、ご都合の良い日時をいくつかお教えいただきたく存じます。

何卒よろしくお願いいたします。

「ご来社いただけますと幸いです」使う時の注意点

「いただけますと」は、相手の意向を尊重する言葉です。つまり、相手が来てくれるかどうかは、あくまでも相手の意思に委ねられています。このことを理解した上で、「ご来社いただけますと幸いです」を使いましょう。

【取引先との会話】

<br>

来週の打ち合わせにも、ぜひ、ご来社ください。

取引先の人
取引先の人

ぜひ、ご来社ください?来週は予定があるんだけどな。

状況にもよるのですが、「ご来社ください」は、人によっては命令形と感じる人もいるので気をつけましょう。相手の都合を考えた言葉を使いましょう。

以下の「ご来社いただけますと幸いです」の敬語表現も相手を配慮した表現です。みていきましょう。

「ご来社いただけますと幸いです」の敬語表現

「ご来社いただけますと幸いです」は、相手に対して丁寧な印象を与える敬語表現ですが、状況によっては、より丁寧な表現や、より具体的な表現に変えることが重要です。

ご来社いただければ幸いです。(意味:〜してもらえたら嬉しいです)

ご来社いただければと存じます。(意味:〜してもらえたらと思います)

ご来社いただけますと幸いです

ご来社いただきますようお願い申し上げます。(とても丁寧な表現)

ご来社くださいますようお願い申し上げます。(とても丁寧な表現)

「ご来社」「ご訪問」「ご来訪」の違い

「ご来社」「ご訪問」「ご来訪」は、いずれも訪問に関する言葉ですが、少しずつニュアンスの違いがあります。下記の説明文の「相手」とは目上の人を指します。

違いをしっかりと理解しましょう♡

ご来社

意味:相手があなたの会社に訪問すること。

使い方:会社という場所を限定している。相手が会社に足を運んでくれることを表すため、歓迎の意が込められていることが多い。

ご訪問

意味:相手があなたの場所(会社に限らず)を訪問すること、あるいはあなたが相手の場所を訪問すること。

使い方:場所を限定しない表現。相手があなたの場所を訪問する場合も、あなたが相手の場所を訪問する場合も使うことができる。

ご来訪

意味:相手があなたの場所(会社に限らず)を訪問すること。

使い方:「ご訪問」とほぼ同じ意味だが、「ご来訪」の方がより丁寧な表現。

訪問してもらう時のより丁寧な敬語表現として「ご来訪」が使えますね♡

「ご来社いただけますと幸いです」の言い換え

相手との関係性や状況に合わせて、適切な表現を選ぶことが大切です。ご来社いただけますと幸いですすの言い換えについてみていきましょう。

【一般的に使われる招待】

・ぜひお越しください。

・ぜひともお越しいただけたら嬉しいです。

・機会がありましたら、ぜひ弊社にもお立ち寄りください。

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相手に気軽に会社へ来ていただくことを促す、一般的な表現です。特に親しい間柄や、初めて会う相手に対して使うことが多いでしょう。

【来社を依頼】

・弊社までお越しいただけますでしょうか。

・弊社までお越しいただけますと幸いです。

・お忙しいところ恐縮ですが、一度お会いして、詳細についてお話しできれば幸いです。

相手に具体的な来社を依頼する際に使われる表現です。商談や打ち合わせなど、具体的な目的を持って相手に来社を促す場合に適しています。

【来社への期待】

・ぜひ一度お会いしたいと考えております。

・お会いできることを楽しみにしております。

・ご来社いただき、直接お話できることを楽しみにしております。

より丁寧にするには、「ご多忙の折とは存じますが」「お忙しいところ恐縮ですが」「ご足労いただき」などをあわせて使いましょう。

まとめ

「ご来社いただけますと幸いです」は、ビジネスシーンで相手に会社へ来ていただくようお願いする際に、よく使われる言葉で丁寧な表現です。言い換え表現も使えたら良いですね。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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