ブログ記事一覧はこちらです。

新年の挨拶メール返信はいつまで?遅れた場合の例文集

言葉遣い
お役に立てたら、一杯のコーヒーで執筆者を応援しませんか?

お役に立てたら、一杯のコーヒーで執筆者を応援しませんか?

寄付する

「仕事が始まってバタバタしていたら、新年の挨拶メールへの返信を忘れていた…」「今から返しても失礼にならないかな?」と焦っていませんか? 結論から言うと、松の内を過ぎても適切なマナーでお返しすれば大丈夫です。この記事では、時期に合わせた「お詫びの言葉」の添え方や、ビジネスで角が立たない例文を解説します。

本記事は「新年の挨拶メールを受け取った後の返信マナー」に特化。これから新年の挨拶メールを送る場合の書き方は、別記事で詳しく解説しています。

新年の挨拶メールの返信の期限はいつまで?

新年の挨拶メールを受け取った際、返信のタイミングには明確な目安があります。相手に「失礼だ」と思われないための期限と、返信の優先順位を確認しておきましょう。

返信の期限は「松の内(1月7日)」までが基本

新年の挨拶として返信する場合、一般的には「松の内(まつのうち)」である1月7日までに送るのがビジネスマナーです。

  • 理想的なタイミング: 仕事始めの当日〜3日以内
  • 最終ライン: 1月7日まで(関西など一部地域では1月15日まで)

仕事始めはメールが混み合うため、確認次第、当日中に返信するのが最も丁寧な印象になります。

時期別・返信の考え方早見表

1月7日を境に、メールの「名目」が変わる点に注意が必要です。

受信・返信時期対応のポイント
1月7日まで通常の「新年挨拶」として返信してOK。
1月8日〜15日新年の挨拶に「遅れたお詫び」を添えて返信。
1月16日以降「寒中見舞い」として、季節の挨拶に切り替える。

返信が不要なケース

全てのメールに必ず返信が必要なわけではありません。以下の場合は、あえて返信しなくても失礼にはあたりません。

  • 部署全体への一斉送信メール: 「営業部各位」「協力会社様各位」など、宛先が特定個人ではないメール。
  • すでに自分から送り、相手から返信が来た場合: 挨拶のやり取りが一周しているなら、さらに返信を重ねて相手の時間を奪わない配慮も大切です。
  • 「返信ご無用」の記載がある場合: 相手が気遣いで「返信不要」と明記している場合は、その意向に従います。

【時期別】返信マナーと「お詫び」の入れ方

新年の挨拶メールへの返信が遅れてしまった場合、大切なのは「時期に合わせた言葉選び」と「相手を不快にさせないお詫び」のバランスです。

1月7日を境に、メールの構成を以下のように切り替えましょう。

1月7日(松の内)まで:お詫びは不要、迅速に返信

1月7日までに返信ができるのであれば、基本的にお詫びの言葉は不要です。

  • マナーのポイント: 遅れたことを謝るよりも、まずは「あけましておめでとうございます」と正月の祝辞(賀詞)を伝え、感謝を述べるのが正解です。
  • コツ: 「返信が遅くなってしまった」と書くと、かえって「忘れていた」印象になります。期間内なら堂々と新年の挨拶として送りましょう。

1月8日〜1月中旬:短めにお詫びを添える

松の内を過ぎてから返信する場合、通常の挨拶の前に一言お詫びを入れるのがビジネスマナーです。

  • マナーのポイント: 「あけましておめでとう」などの派手な賀詞は控え、落ち着いた挨拶に切り替えます。
  • お詫びの入れ方例:
    「新年のご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。」
    「松の内を過ぎてのご挨拶となりましたこと、ご容赦ください。」
  • 注意点: 言い訳(「連休でメールが溜まっていた」など)はせず、簡潔にお詫びしましょう。

1月中旬以降:返信ではなく「寒中見舞い」にする

1月15日(小正月)を過ぎる場合は、新年の挨拶として返信するのではなく、「寒中見舞い」に切り替えましょう。

  • マナーのポイント: 相手はすでに正月気分が抜けて日常業務に戻っています。そこに「おめでとう」と送るのは季節外れな印象になります。「寒中お見舞い申し上げます」から書き始めましょう。
  • お詫びの入れ方例:
    「寒中お見舞い申し上げます。新年のご挨拶をいただき誠にありがとうございました。」
    「ご丁寧な年始のご挨拶をいただきながら、お返事が遅れましたことお詫び申し上げます。」

【相手別】そのまま使える!新年の挨拶返信メール例文集

返信が遅れてしまった際に、そのまま使える文例を相手別にまとめました。 1月8日以降に送ることを想定し、「お詫び+感謝+今年の抱負」をセットにした構成にしています。

取引先・社外への返信

取引先への返信が遅れた場合は、謙虚な姿勢と「本年も変わらぬお付き合いをお願いする気持ち」を丁寧に伝えます。

A)標準的で丁寧な返信(1月8日〜中旬)

件名: 新年のご挨拶(株式会社〇〇 [自分の名前])

株式会社〇〇 [相手の役職] [相手の氏名] 様
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

ご丁寧な新年のご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。
新年のご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。

旧年中は多大なるご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
本年も皆様のご期待に沿えるよう、一層精進してまいる所存です。

貴社の益々のご発展と、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

B)簡潔な返信

件名: 新年のご挨拶([自分の名前])

[相手の氏名] 様
年始のご挨拶をいただき、誠にありがとうございます。
ご返信が遅くなり、大変失礼いたしました。
昨年は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も倍旧のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

寒さ厳しき折、皆様どうぞご自愛ください。

上司・目上の人への返信

上司への返信が遅れた際は、言い訳をせず率直にお詫びし、今年の「意気込み(抱負)」を添えると好印象になります。

件名: 新年のご挨拶([自分の名前])

[役職名] [相手の苗字] 様

新年のご挨拶が遅れましたこと、申し訳ございません。
ご丁寧な年始のご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。

昨年は〇〇をはじめ、多大なるご指導を深く感謝いたしております。
本年は昨年の経験を活かし、さらなる成果を出せるよう、
一層身を引き締めて業務に励んでまいります。

引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
〇〇様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

件名: 新年のご挨拶([自分の名前])

〇〇部長

新年のご挨拶が遅れましたこと、申し訳ございません。
昨年は格別のご指導を賜り、誠にありがとうございました。

本年もご期待に沿えるよう、一層精進して参ります。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
〇〇部長のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

【1月15日以降】寒中見舞いとして返す場合

松の内も大幅に過ぎてしまった場合は、タイトルを「寒中見舞い」に変えて、季節の挨拶として送りましょう。

件名: 寒中お見舞い申し上げます([自分の名前])

[相手の氏名] 様

寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な新年のご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。
本来であれば早々にお返事すべきところお返事遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。

寒さ厳しき折、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

本年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
貴社の益々のご発展と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

1月15日を過ぎたら「寒中見舞い」に切り替える

もし返信が1月15日(小正月)を過ぎてしまったら、無理に新年の挨拶(賀詞)で返さず、「寒中見舞い」として送るのが大人の正しいマナーです。ここでは、遅れてしまった際に失礼にならないための、寒中見舞いへの切り替えルールを解説します。

「寒中見舞い」のルールを理解しましょう。

「おめでとう」という言葉は使わない

1月15日を過ぎると、世間は完全に「通常モード」に戻っています。この時期に「あけましておめでとう」と送るのは季節外れな印象になるため、「寒中お見舞い申し上げます」を使いましょう。

「年賀状」ではなく「年始のご挨拶」と呼ぶ

相手から届いたのが年賀状(ハガキ)であっても、メールで返信する際は「ご丁寧な年始のご挨拶(または新年のご挨拶)をいただき、ありがとうございました」としましょう。丁寧な印象になります。

送る時期の期限は「立春(2月4日頃)」まで

寒中見舞いとして返信できるのは、立春(2月4日頃)までです。もしそれをも過ぎてしまった場合は、返信という形ではなく、通常の業務メールの冒頭で「新年のご挨拶が遅れたままとなり、失礼いたしました」と添える程度に留めましょう。

まとめ

松の内を過ぎた後のお返事では、遅れてしまったことへの丁寧なお詫びと、新年のご挨拶に代わる言葉を添えましょう。相手への感謝の気持ちや、今後の抱負などを具体的に述べると、より心温まるメッセージになります。例文を参考にしてみてください。

お役に立てたら、一杯のコーヒーで執筆者を応援しませんか?

お役に立てたら、一杯のコーヒーで執筆者を応援しませんか?

寄付する
ニュースレターを購読する

メルマガ登録をお願いいたします。

今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

言葉遣い