会話中に質問をしたいのに、質問の仕方がわからないと、困ったことはありませんか?質問のコツをつかむと信頼関係を築けたり、相手から新しい情報が得ることで、自己成長にもつながり、良いことがたくさんあります。ご参考にしていただけますと幸いです。
質問したいのに、どう聞けば、良かったのかなと後悔することもあります。
質問って難しいですよね。質問の仕方などみていきましょう♡
質問とは?質問の意味
【質問とは】
質問とは「わからないところや疑わしい点について問いただすこと。また、その内容」についてです。つまり適切な問いをすることは、問題の本質に近づくことになります。質問というツールを使って、答えというゴールに近づきましょう。質問がうまくなると、コミュニケーションがとれ、新しい知識を得ることで自己成長にもつながります。
質問したい時、どうしたらいいのか考えます。相手が答えやすいようにとか、考えていることをききだすには、どうしたらいいのかな。
クローズドクエスチョン・オープンクエスチョンといった質問の仕方があります。まずはこの質問の仕方を理解しましょう。
質問の種類
質問の種類にはクローズドクエスチョン・オープンクエスチョンがあり、使い方についてまとめました。
【クローズドクエスチョン】
使う時:明確な回答をのぞむ時。「はい、いいえ」と限定をした回答をのぞむ時に使います。
使いすぎると:質問が尋問(じんもん)のように感じられてしまいます。
クローズドクエスチョンについてわかりやすく説明しています。よろしければご参考にしてください。
【オープンクエスチョン】
使う時:話を深めたい時・情報を聞いて会話を広げたい時
使いすぎると:回答者が答えることに疲れてしまう。
オープンクエスチョンについてわかりやすく説明しています。よろしければご参考にしてください。
質問の仕方がうまくいった時のメリット
質問がうまくいくと、どのような利点があるかをまとめました。
1)相手に関心を持っていることを示せる
→相手に質問をすることで興味や好意が伝わり、「関心を持ってくれている」と相手が感じてもらうことができます。
2)認識のずれがなくなる
→質問がうまくいくと、お互いの認識のズレが埋められます。相手について深く理解できるようになり、お互いの距離感近づけることができます。
3)新しい情報が得られる
→不明だったことが明確になったり、相手から新しい情報を得られることです。
メリットがたくさんですね。
質問のコツ、仕方について
質問のコツや、質問の仕方についてみていきましょう。
質問のコツについてみていきましょう。
・相手が答えやすい質問をする。
・会話中に相槌(あいづち)をうまくいれる。
・会話のはじめはクローズドクエスチョンを使い、徐々にオープンクエスチョンを入れながら質問をしコミュニケーションを広げていく。
・5W1Hを使って質問をする。(when・where・who・why・how・what)
【クローズドクエスチョンからオープンクエスチョンの流れについて】
もう少し研修を行ったほうがいいですか?
(クローズドクエスチョンです)
はい!おねがいします。
それでは、いつ(When)行うのがいいですか?
(クローズドクエスチョンです)
来週、希望します。
今回の研修を受けて、実務でどのようなことを取り組みますか?
(オープンクエスチョンのwhatをつかって、何を?)
会話中に、いきなりオープンクエスチョンから質問をしないようにやってみます。
それは、どのようにしたらできるのかな?
(オープンクエスチョンのhowを使って、どのように?))
傾聴の姿勢を持つことで、相手に答えやすい質問をする意識が生まれたからです。
いいですね。
とてもいい心がけですね!
会話中や質問時に注意すること
質問時に注意することをまとめてみました。
・相手の話を遮らない。
・ネガティヴな質問をしないこと。
・相手の意見をすぐに否定しないこと。
・傾聴(けいちょう)の姿勢でのぞむこと。
・相手が沈黙(ちんもく)をしても受け入れる。
まとめ
今回は質問のメリットと質問のコツをまとめてみました。わかりやすい質問をして、相手の負担をかけない気持ちは大切ですよね。はじめはクローズドクエスチョンを使い、徐々にオープンクエスチョンで会話を広げていく流れです。状況に合わせて使い分けることも必要です。
相手の話を受け止めることで、相手は安心し、相互の信頼関係を築けていきます。