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「お時間を要してしまい」と丁寧な謝罪!ビジネスで使える言い換え【例文付き】

言葉遣い

「お時間を要してしまい」は、仕事や手続きなどにおいて、予想よりも時間がかかってしまい、相手にご迷惑をおかけしてしまった際に使われる丁寧な表現です。特に、お客様への対応や取引先とのやり取りなど、ビジネスシーンで頻繁に用いられます。この記事では、「お時間を要してしまい」の意味や使い方、より丁寧な言い換えや具体的な例文を紹介します。

「お時間を要してしまい」の意味と敬語

「お時間を要(よう)してしまい」は、相手に何かをお願いしたり、何かしらの対応に時間がかかってしまった際に、相手に対して「申し訳ございません」という気持ちを伝えるための丁寧な表現です。

時間がかかった時「お時間を要してしまい」を使うことで相手への配慮が感じられる言葉です♡

【敬語】

「お時間」「お」は相手の時間のことに使うので尊敬語になります。

「要してしまい」は時間がかかる、時間が必要となるという意味です。

「お時間を要してしまい」の使い方

「お時間を要してしまい」は、何かしらの作業や手続きなどに時間がかかってしまい、相手に対して申し訳ない気持ちを伝える際に使われる丁寧な表現です。目上の人や上司、取引先に対して使うことができます。

対応が遅れてしまった時

例文:書類の作成に、お時間を要してしまい申し訳ございません。

手続きに時間がかかった時

例文:手続きに、お時間を要してしまい、ご迷惑をおかけいたしました。

返信が遅れてしまった時

例文:信が遅くなり、お時間を要してしまい申し訳ございません。

「お時間を要してしまい」。特にビジネスシーンでは、時間厳守が求められるため、この表現はよく使われます。

「お時間を要してしまい」」ビジネスシーンでよく使う例文8選

ビジネスシーンで使える「お時間を要してしまい」を使った例文です。特に目上の人対して使う場合は、より丁寧な表現を選ぶことで、相手への敬意を示すことができます。

例文

1)このたびの手続きにお時間を要してしまい、誠に申し訳ございません。

2)ご依頼いただいた件についてお時間を要してしまい、心よりお詫び申し上げます。

3)納品までにお時間を要してしまい、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

4)不慣れな点もあり、対応にお時間を要してしまいましたことをどうかお許しください。

5)お時間を要してしまい誠に申し訳ございません。進捗状況を随時ご報告させていただきます。

6)作業にお時間を要してしまい、ご迷惑をおかけしております。〇〇日までには完了させる予定です。

7)お時間を要してしまい、心よりお詫び申し上げます。遅延の原因については後ほど詳しくご説明いたします。

8)不測の事態によりお時間を要してしまい、誠に申し訳ございません。現在、全力で調整しておりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

「お時間を要してしまい」を使い方のコツ♡

「お時間を要してしまい」のあとに謙譲語や尊敬語を使う

・「お時間を要してしまい、大変申し訳ございません」

・「お時間を要してしまい、ご迷惑をおかけいたしました」

・「お時間を要してしまい申し訳ございませんが、丁寧に対応させていただきます」

ほかには、

「不測の事態により」など原因や理由を伝えることで丁寧さや誠意が伝わります。

「〇月〇日までに完了できるよう努めてまいります」のように具体的な内容を伝えたり、相手との関係性によって言い換えを使うことです。

「お時間を要してしまい」の言い換え

「お時間を要してしまい」の言い換えです。状況によっては、より適切な言い換えがあります。それぞれの特徴と例文を詳しくご紹介します。

「お時間を頂戴し」

意味:「お時間を頂戴し」は相手に時間を割いてもらったことに対する感謝の表現です。

例えば「お時間を頂戴いたします」は相手の時間をもらうための許可を求める表現です。

例文:お忙しいところ、お時間を頂戴しありがとうございます。

「お時間をいただき」

意味:「お時間をいただき」も相手に時間を割いてもらったことに対する感謝の表現ですが「お時間を頂戴し」の方があらたまった場面に向いています。

例文:お忙しいところ、お時間をいただき、誠にありがとうございます。

「ご迷惑をおかけし」

意味:相手に何かしらの不便や面倒をかけさせてしまったことを謝罪する表現です。

例文:システム障害により、ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

「もうしばらくお待ちください」

意味:相手に待つ時間がさらに必要であることを、やわらかく依頼する表現です。

例文:準備に少し時間がかかりますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。

「少々お時間を頂戴いたします」

意味:時間が必要なことを丁寧に伝える表現で、相手の許可を得る意味合いです。「頂戴」を使うことでより謙虚なニュアンスになります。

例文:お手続きの準備に少々お時間を頂戴いたしますが、何卒ご了承ください。

「何卒ご了承ください」とは、こちらの事情やお願い事を理解し、承知して欲しいという気持ちを伝える時に使う丁寧な表現です。ビジネスシーンでよく使います♡

「お待たせしてしまい」

意味:既に相手を待たせていることに対して謝罪や配慮を表現です。相手に不便をかけた状況を丁寧に伝えます。

例文:長らくお待たせしてしまい、大変申し訳ございません。すぐに対応させていただきます。

まとめ

「お時間を要してしまい」は、相手への配慮と謝罪の気持ちを伝える丁寧な表現です。状況や相手に合わせて、より適切な言葉を選ぶことが大切です。上記のコツを参考に、相手に失礼のないように、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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えりのビジネスコミニュケーションブログ「えり♡コミ」
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