お褒めの言葉をもらうことは、とても嬉しいことです。しかし、どのように返答すればよいのかわからず、困ったことはありませんか?
「お褒めの言葉ありがとうございます」は、使いやすく、シンプルな褒められた時の返し方ですが、この言葉だけでは、気持ちが伝わりにくいこともあります。
そこで、今回はビジネスシーンでの「お褒めの言葉ありがとうございます」の使い方と気持ちが伝わる返し方のコツについてご紹介します。お褒めの言葉をもらった時は、素直に嬉しい気持ちと感謝の気持ちを伝えられたら、ビジネスシーンでも好感度アップになるはずです。
ビジネスシーンや日常会話で使います。相手から褒められた時に使います。
褒められた時やうれしい言葉をかけられた時、なんというか悩みます。どうしたらいいでしょうか?
返し方をいくつか持ち合わせておくことですね。言い換えも多く挙げていますので、一緒にみていきましょう♡
※気持ちが伝わる返し方のコツで紹介しています。
「お褒めの言葉ありがとうございます」を使う時とは?
相手から嬉しい言葉やお褒めの言葉をいただく時とは、相手が自分の行動や言動を評価してくれた瞬間です。この瞬間は、相手が自分を認めてくれた瞬間です。その気持ちをしっかりと受け止め、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
「お褒めの言葉ありがとうございます」を使う時とは、どんな時でしょうか?下記の状況で使われることが多くあります。
A) 上司から仕事の成果を褒められた時
B)取引先から商品やサービスの対応を褒められた時
C)上司から会議での発表を褒められた時
D)親しい人や同僚からプレゼンテーションを褒められた時
上記のシーンで「お褒めの言葉ありがとうございます」を使った文章を考えてみましょう。
「お褒めの言葉ありがとうございます」例文
A) 上司からの仕事の成果を褒められた時
答えはハートをクリックしてください♡♡♡
お褒めの言葉ありがとうございます。今後もよりよい成果を出せるよう、精進してまいります。
B)取引先から商品やサービスの対応を褒められた時
答えはハートをクリックしてください♡♡♡
お褒めの言葉ありがとうございます。今後もご期待に添えるよう、尽力してまいります。
C)上司から会議での発表を褒められた時
答えはハートをクリックしてください♡♡♡
・お褒めの言葉ありがとうございます。今後も、わかりやすく、説得力のある発表を心がけてまいります。
・お褒めの言葉ありがとうございます。アドバイスがとても役立ちました。ご指導いただきありがとうございました。
D)親しい人や同僚からプレゼンテーションを褒められた時
答えはハートをクリックしてください♡♡♡
お褒めの言葉ありがとうございます。とてもうれしいです。今後も、わかりやすい発表を心がけてまいります。
お褒めの言葉ありがとうございます。先輩から褒めていただけると、本当にうれしいです。
「お褒めの言葉ありがとうございます」の使い方はシーンや相手によって表現が変わるのですね。
シーンや相手によって、言葉の返し方や気持ちの伝え方が変わってきます。気持ちが伝わる返し方についてみていきましょう。
気持ちが伝わる返し方のコツ
気持ちが伝わる返し方とは、どんなことでしょうか?
1. 相手の言葉に真摯に耳を傾け、感謝の気持ちを示す。
2. 相手の言葉を具体的に受け止め、感謝の気持ちを示す。
3. 今後も努力を続けていく意欲を示す。
謙遜しすぎてしまうと、相手を不快にさせてしまうことがあります。
注意点として、謙遜(けんそん)が挙げられます。謙遜することによって、相手がしてくれた称賛や評価に対して固辞した印象を与えてしまいます。そのため、相手を尊重し、素直な気持ちで感謝の気持ちを伝えることが大切です。
以下の会話をみましょう。
みんなの前で説明をするのは、緊張するものですよね。相手からの褒め言葉に真摯に耳を傾け、その気持ちを素直に伝えることで、信頼関係ができます。
【社内での会話】
会議での説明、とてもよかったです。頑張りましたね。
先輩からのアドバイスのおかげです。どうもありがとうございます。その後もしっかりと準備をしました。
そうなのですね。資料もとても見やすかったですし。
そう言ってもらえて本当にうれしいです。資料も見やすいように工夫しました。次も頑張ります。
「次も頑張ります」や「励みになります」は今後の期待値をみてもらうためにも、使ってみましょう♡
※上記の会話でよいところは、素直な気持ちで喜び、先輩からのサポートに感謝、今後の意欲について挙げている点です。
「お褒めの言葉ありがとうございます」言い換え
「お褒めの言葉ありがとうございます」言い換えについてみていきましょう。
「光栄です」「お言葉に甘んじます」「励みになります」「ありがたく思います」「感謝いたします」「嬉しいです」になります。
「光栄です」
「光栄です」についてです。
意味は、人に認められて名誉に思うことです。
目上の人、取引先に対して使いましょう。
・お褒めいただき、光栄です。これからも精進してまいります。
・お褒めいただき、光栄です。今後もご期待に沿えるよう、努力いたします
「お言葉に甘んじます」
読み方は、「おことばにあまんじます」
相手の言葉をありがたく受け取る、という意味の表現です。
・お言葉に甘んじます。引き続き、精進してまいります。
・お言葉に甘んじます。皆様のご協力のおかげです。
「励みになります(はげみになります)」
「励みになります」は、相手の言葉を素直に喜び、今後も頑張っていく意欲を示すことのできる表現です。
・嬉しい言葉やお褒めの言葉をいただいたことで、今後のやる気につながる気持ちを表現しています。
・目上の人に対して使うことが多いです。
・「継続して頑張ります」という意味が含まれるため、今後の期待値をみてもらえることが多くなります。前向きな表現です。
・そのような評価をいただきまして、今後の励みになります。
・お言葉をいただき、励みになります。今後も精進してまいります。
「ありがたく思います」
「ありがたく思います」は、相手からの褒め言葉に対して、感謝の気持ちを丁寧に伝える表現です。
・いつも温かく見守っていただき、ありがたく思います。
・ありがたく思います。今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます
上記で挙げた言葉を使って言い換えをしてみましょう♡
「お褒めの言葉の返し方」上司、目上の人へ
上司、目上の人から「お褒めの言葉」を言われた時の返し方をみていきましょう。
・お褒めいただき、光栄です。今後も努力してまいります。
・お褒めいただき、恐縮です。今後も努力してまいります。
・お褒めの言葉を励みに、今後も精進してまいります。
・お褒めいただきありがとうございます。ご期待に応えられるよう、頑張ります。
・お褒めいただきありがとうございます。そのようにおっしゃっていただけて、とても励みになります。
・お褒めの言葉、ありがたく思います。今後も精進してまいります
・ご指導のおかげで、ここまで成長することができました。ありがたく思います
・ご指導のおかげで、今回成功させることができました。本当にありがとうございます。
・お力添えに感謝しております。今後も、お力を借りて、会社に貢献していきたいです。
【社内での会話】
細やかな心配りをどうもありがとう。お客様も褒めていたよ。
そういっていただけて光栄です。今後もご指導のほどよろしくお願いいたします。
お互い尊重していていいですね。コミュニケーション大切さを感じます。
「お褒めの言葉の返し方」親しい人、同僚へ
親しい人、同僚に対してから「お褒めの言葉」を言われた時の返し方をみていきましょう。
・ありがとうございます。そのように言っていただけると、とても嬉しいです。
・ありがとうございます。お役に立ててなによりです。
・ありがとうございます。先輩のおかげで、ここまで成果を出すことができました。
・そう言ってもらえて嬉しいです。これからも頑張ります。
・言っていただけると、とても励みになります。これからも頑張ります。
・〇〇さんのお言葉、ありがとうございます。いつも励みになります。
・〇〇さんのお言葉、とても嬉しいです。これからも頑張ります。
・○○さん、ありがとうございます。これからも頑張ります。
目上の人に対しては「恐縮です」や「光栄です」を使い、
同等の立場の人、親しい人に対しては「とても嬉しいです」や「ありがとうございます」を使います。相手の状況や関係性に合わせて使いましょう。
まとめ
お褒めの言葉の返し方は、相手との関係性や状況によって変わってきます。また、場面によっては、そのまま「お褒めいただきありがとうございます」と返すのが適切でないこともあります。
言い換えを知っておくと、いろいろな場面でも適切な対応をすることができます。また、相手に感謝の気持ちをより深く伝えることができます。ぜひ、参考にしてください。