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「ご確認ください」をもっと丁寧にする!ビジネスで使える敬語表現のまとめ

言葉遣い

「ご確認ください」は、相手に確認を依頼する場面でよく使われる敬語表現です。 より丁寧な表現を使いたい場面もあるのではないでしょうか。特に目上の人へ伝える際は、言葉遣いが大切です。この記事では、「ご確認ください」の意味や使い方、そして、より丁寧な言い換え表現と例文を紹介していきます。ビジネスシーンでの適切な言葉遣いをマスターしましょう。

「ご確認ください」って丁寧な表現ですよね?

そうですね。「ご確認ください」よりも丁寧な表現があるので、使えるようにしておくと良いですよ♡

「ご確認ください」の意味

「ご確認ください」とは、相手に確認を依頼する時に使います。そのため、相手に丁寧に依頼することが大切です。

「ご」は、相手に対して使うので尊敬語の敬語表現になります。

「ください」は、丁寧語です。

「ご確認ください」の使い方と例文

「ご確認ください」は、相手に対して何かを確認してもらうようお願いする際に使う丁寧な敬語表現です。ビジネスシーンで特に使われます。

書類や資料の確認を依頼する時
内容の誤りがないか確認を依頼する時
スケジュールや予定の確認を依頼する時 などに使います。

例文

・資料を添付しますので、ご確認ください。

・記載内容に誤りがないか、ご確認ください。

・見積書を添付させていただきます。どうかご確認ください

・会議のスケジュールを送りましたので、どうぞご確認ください。

「ご確認ください」を使う時の注意点

「ご確認ください」は丁寧な表現ですが、「ください」という語尾が、状況によっては命令口調に聞こえてしまうことがあるため、より丁寧な表現を求められる場面では、慎重な言葉選びが必要です。以下の点に注意が必要です。

1)クッション言葉を使い、丁寧な表現にする

「ご確認ください」の前に、「恐れ入りますが」「大変恐縮ですが」「お手数ですが」などのクッション言葉を付けることで、より丁寧な印象になります。

例文

恐れ入りますが、添付の資料をご確認ください。

恐れ入りますが、提出物に間違いがないか、ご確認ください。

【取引先での会話】

取引先の人
取引先の人

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご都合の良い日程について、ご確認いただきますようお願い申し上げます。

かしこまりました。早急に確認いたします。

「お忙しいところ大変恐縮ですが」を加えると相手のことを気遣う気持ちが伝わりますね♡

「ご確認ください」の敬語表現

「ご確認ください」の丁寧な敬語表現の意味、使い方の特徴、例文を解説します。状況や相手との関係性によって使い分けてみましょう。

「ご確認お願いします」

「お願いします」は敬語ですが、社外で使うには少し丁寧さに欠けてしまいます。「どうか」をつけることで、心から丁寧に頼み込む気持ちを表します。

例文:明日、使う資料を添付させていただきました。どうかご確認願います

「ご確認のほどよろしくお願い申し上げます」「ご確認のほどよろしくお願いいたします」

「ご確認のほどよろしくお願い申し上げます」「ご確認のほどよろしくお願いいたします」とは、丁寧な言葉遣いです。社内・社外で使うことができます。

例文:

・見積書を修正いたしましたので、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます

・本日、使う資料をメールでお送りします。ご確認のほどよろしくお願いいたします

「〜のほど」は、断定を避け、やわらかい表現をしたい時に使います。

「ご確認くださいますようお願い申し上げます」「ご確認くださいますようお願いいたします」

より丁寧な言葉遣いになります。「くださいますよう」丁寧な依頼の表現になっています。

例文:

・契約書を発送させていただきます。ご確認くださいますようお願い申し上げます

・見積書を修正いたしましたので、ご確認くださいますようお願い申し上げます

「いただく」「いたす」どちらを使えばいいのかな?悩んだら、かしこまった「いただく」を使うことをおすすめします。

「ご確認いただきますようお願い申し上げます」「ご確認いただきますようお願いいたします」

非常に丁寧な言葉遣いです。「~していただけたら幸いです」と同じように「確認してもらえませんか」と依頼を婉曲(えんきょく)に表現しています。メールの文末の結びの言葉として、よく使われます。

例文:

・今後の対応について、どうかご確認いただきますようお願いいたします

・契約書を修正いたしましたので、ご確認いただきますようお願い申し上げます

「どうか」は、より丁寧さを強調します♡

「ご確認いただければ幸いです」

「幸いです」は、してもらえるとうれしいですという意味です。社内・社外で使える丁寧で、やわらかく依頼をする表現です。相手の都合を考えた謙虚な言葉遣いですが、本当に依頼したい時は「お願いいたします」「お願い申し上げます」を使いましょう。

例文:

・先日の調査の件について、ご確認いただければ幸いです

・資料を同封させていただきます。ご確認いただければ幸いです

「ご確認ください」の言い換え・類語

「ご確認ください」は汎用性の高い表現ですが、状況によってはより適切な言い換えがあります。以下、言い換え表現について、それぞれの特徴と例文を詳しくご紹介します。

「ご査収」(ごさしゅう)

「ご査収」は社内・取引先において、メール・文書の書面上で使う言葉です。意味としては「書類を一緒に送付したので確認をしてください」と相手にチェック・指導をしてもらいたい時に使う言葉です。

はじめて「ご査収」って知りました。使う時に気をつけることは?

メールや文書に必ず見てもらいたい書類・資料を添付すること。見てもらいたい書類とは、例えば、見積書・請求書・領収書・大切な資料のことです。

例文:資料を添付させていただきました。どうかご査収願います

「ご一読」(ごいちどく)

「ご一読」「ひととおり目をとおしてください」と「しっかりと読んでください」の意味があります。ビジネスシーンでは「しっかりと読んでください」の意味合いが強いです。

例文:資料を添付しています。ご一読くださいますようお願いいたします

まとめ

「ご確認ください」を使う際、相手への丁寧な依頼が大切です。単に「ご確認ください」と伝えるだけでなく、「恐れ入りますが」「大変恐縮ですが」などのクッション言葉を使うことで、より丁寧な印象になります。言い換えも有効です。「ご確認いただけますでしょうか」「ご確認いただけますと幸いです」など、様々な表現を試すことで、状況に合わせた適切な言葉を選ぶことができるでしょう。ご自身の言葉遣いを磨いてみてください。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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えりのビジネスコミニュケーションブログ「えり♡コミ」
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