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「お誘いさせてください」の使い方と言い換え【例文付き】ビジネスで使える!

言葉遣い

「お誘いしたいけど、どんな言葉を使えば失礼にならないだろう?」ビジネスシーンで、誰かを食事に誘ったり、なにかのお誘いをする時、そう悩んだ経験はありませんか?特に目上の人には丁寧に対応したいもの。この記事では、「お誘いさせてください」の正しい使い方から、より相手に喜ばれる言い回しまで、具体的な例文とあわせてご紹介します。

「お誘いさせてください」の意味と敬語

「お誘いさせてください」は、相手に何かのお誘いをしたい時に使う丁寧な表現です。

「させてください」「~することを許可してください」という意味です。つまり、「お誘いさせてください」は、「~に誘ってもよろしいでしょうか?」「~に一緒に行きませんか?」といった意味合いで、相手に許可を求めながら、一緒に何かをしたいという気持ちを伝えています。

【敬語】

「お誘い」の「お」は謙譲語です。

「ください」は、「くれ」の尊敬語ですが、「ください」が命令形になるため、人によっては丁寧に感じない場合もあります。より丁寧な敬語表現があるので、そちらを使いましょう。

「お誘いさせてください」を使う時は、相手に負担をかけない配慮が重要です。♡

「お誘いさせてください」の使い方

「お誘いさせてください」は、相手に何かを一緒にやろうと提案する際に使う丁寧な表現です。目上の人、上司、取引先に対して用います。

相手に気を遣わせずに、さりげなく誘いたい時にぴったりな言葉です♡

例文

【取引先との会話】

商品の詳細をお伝えしたく、ぜひ一度打ち合わせにお誘いさせてください。

取引先の人
取引先の人

お誘いありがとうございます。大変興味がございますので、ぜひお打ち合わせに参加させていただきたいです。

「お誘いさせてください」が適切に使えていますね♡

【補足です】上記の会話を言い換えるとしたら。

A)商品の詳細について、ご説明させていただければ幸いです。お忙しいところ恐縮ですが、一度お打ち合わせのお時間をいただけないでしょうか。

B)商品の詳細について、ご説明させていただければ幸いです。もしご都合がよろしければ、打ち合わせにお誘いしてもよろしいでしょうか。

A)は、お時間をいただくことに対して恐縮しているニュアンスが強くでています。

B)は、相手の都合を優先し、無理強いするような印象にならないように配慮しています。

相手との関係性や誘う内容によって使い分けしましょう♡

「お誘いさせてください」ビジネスでよく使う例文8選

「お誘いさせてください」は、ビジネスシーンでは相手を何かに招待したり、提案したりする際に使われる丁寧な表現です。以下に、ビジネスシーンでよく使われる例文を挙げます。

打ち合わせなどに誘う場合

1)〇〇について意見交換の場を設けたいと考えております。ご都合が合えばお誘いさせてください。

2)セミナーを開催する予定ですので、ぜひお誘いさせてください。日程は追ってお知らせいたします。

3)キックオフミーティングに、ぜひお誘いさせてください。詳細はスケジュールをご確認のうえお伝えいたします。

4)お忙しいところ恐縮ですが、来週の会議にお誘いさせてください。ご都合の良い日時をお知らせいただけますと幸いです。

食事などに誘う場合

5)よろしければ、近いうちにランチにお誘いさせてください。

6)これを機に、ぜひ一度お食事にお誘いさせていただければと思います。

7)ささやかですが会食を予定しております。ぜひお誘いさせてください。

8)一度直接お話しできればと思い、ぜひお時間をいただければとお誘いさせていただきました。

【上司との会話】

皆で会食を計画しております。ぜひお誘いさせてください。

上司
上司

お誘いありがとう。スケジュールを調整して参加したいです。

「お誘いさせてください」の例文の使い方のポイント♡

「ぜひ」「少しでも」などを入れると、より誘いやすい雰囲気が作れます。

「ご都合がよろしければ」「無理のない範囲で」など、配慮のある言葉を添えると、さらに丁寧な印象になります。

「お誘いさせてください」の敬語表現

「お誘いさせてください」の敬語表現です。いずれの表現も丁寧な敬語のため、目上の人や敬意を払う場面で使うことができます。

ビジネスシーンでよく使う表現を集めました♡

「お誘いさせていただければ幸いです」

使い方:「〜れば幸いです」

「れば」は、仮定の意味です。

「幸いです」:「幸い」に「です」の丁寧語がついた言葉です。「私は嬉しいです」という意味になります。

例文:〇〇さんにもご参加いただければ、より充実した会になるかと思います。お誘いさせていただければ幸いです。

「お誘いさせていただきたく存じます」

使い方:「存じます」:「思う」の謙譲語の敬語表現に「ます」の丁寧語がついたものです。社内で「させていただきたく存じます」を使うには、少しかたい表現になります。

例文:〇〇様にもご参加いただきたいのですが、いかがでしょうか。ご多忙の折とは存じますが、お誘いさせていただきたく存じます。

「お誘いさせてください」の言い換えと例文

「お誘いさせてください」の言い換えです。状況に合わせて使い分けることで、より相手に配慮した印象になります。いずれも目上の人や上司、取引先に対して使える表現です。

相手への呼びかけ方や、誘う内容によって様々な言い方ができますね♡

・ご一緒できればと思います。

・ご一緒させていただけたら幸いです。

・お誘いさせていただきたいと存じます。

・ご一緒できる機会があれば嬉しいです。

・ぜひご一緒させていただければと存じます。

・またの機会に改めてお誘いできればと存じます。

・こちらからお声がけさせていただければ幸いです。

例文

・次回の会食には、ぜひご一緒させていただければと存じます。

・機会がございましたら、ぜひお誘いさせていただきたいと存じます。

・〇〇ついて日程を調整をいたしますので、あらためてお誘いできればと存じます。

・〇〇について、もしご興味がございましたら、お誘いさせていただければと思います。

・今回はタイミングが合いませんでしたが、またの機会に改めてお誘いできればと存じます。

・今回は残念ながらタイミングが合いませんでしたが、改めてお誘いさせていただければと存じます。

まとめ

「お誘いさせてください」は、相手に何かお誘いをしたい時に使う丁寧な表現です。相手への敬意を示し、一緒に楽しみたいという気持ちを伝えることができます。使う時には、相手に好意的に受け取ってもらえるよう、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。上記のポイントを参考に、相手に合わせた言葉を選んで使ってみてください。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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えりのビジネスコミニュケーションブログ「えり♡コミ」
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