「体調を崩して会社を休んでしまい、ご心配をおかけしました。」体調回復した際、周囲への感謝の気持ちを伝えるメールは、どのように書けば良いか迷ってしまいますよね。この記事では、ビジネスシーンで体調が回復したことを丁寧に伝えるメールの書き方や返信について例文を交えながらご紹介します。
体調回復メールの基本的な書き方
体調が回復し、職場に復帰する際に送るメールは、感謝の気持ちと今後の意欲を示す大切な機会です。丁寧な言葉遣いを心がけ、以下のポイントと例文を参考に作成しましょう。

1)〜5)の内容について、下記にそれぞれの注釈・説明文があります。
【注意点】
・返信を求めない
・丁寧な言葉遣いを心がける
・長文にならないように簡潔にまとめる
【社内向けのメール】
件名:体調回復のご報告←1)
〇〇部の皆様
〇〇(自分の名前)です。
この度は、体調不良により〇〇日間お休みをいただき、大変ご迷惑をおかけいたしました。←2)
体調も回復し、〇月〇日より通常業務に復帰いたします。
皆様には、お気遣いいただき心より感謝申し上げます。←3)
休養期間中は、皆様に大変なご迷惑をおかけしましたが、
今後は体調管理にも十分注意し、業務に励んでまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。←4)
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
〇〇部 〇〇(自分の名前)
1)シンプルで分かりやすい件名
メールの件名で内容を的確に伝えるためには、簡潔さ、具体的な言葉を入れることが重要です。
例:体調回復のご報告と業務復帰
2)挨拶と休養期間・理由
体調が回復したことの報告と、休養期間中の迷惑に対するお詫びを述べます。
例:この度、〇月〇日から〇月〇日まで、体調不良のため休養させていただきました。
3)お礼の言葉
自分のことを気遣ってくれたことに対して、お礼の言葉を具体的に記述します。
例:皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。また、温かい励ましのお言葉やご配慮をいただき、心よりお礼申し上げます。
4)今後の抱負
例:今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。皆様と協力し、より良い成果を上げられるよう頑張ります。
体調回復した時のメール文例:社内向け
体調が回復した時のメール文例です。丁寧な言葉遣いや謙譲語などを用いることで、相手への敬意と感謝の気持ちを伝えましょう。メールを送信するタイミングは、体調が回復した翌日など、できるだけ早く伝えることが望ましいです。

メールの例文は「上司」「同僚」「部下」の順番です♡
上司へのメール
件名:体調回復のご報告
〇〇部長
お世話になっております。○○(自分の名前)です。
このたびは体調不良によりご心配をおかけし、申し訳ございませんでした。
おかげさまで体調も回復し、○月○日より通常通り業務に復帰いたします。
ご迷惑をおかけした分、一層精進してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
〇〇部 〇〇
同僚へのメール(部署全体に送る場合)
件名: 体調回復のご報告
〇〇の皆様
お世話になっております。○○です。
このたびは体調不良で長らくお休みをいただき、ご迷惑をおかけしました。
また、お気遣いいただき心より感謝申し上げます。
おかげさまで回復し、○月○日より通常業務に復帰いたします。
今後は体調管理にも十分注意し、業務に励んでまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
〇〇
後輩・部下へのメール
件名: 体調回復のご報告とお詫び
○○さん
お疲れさまです。○○です。
このたびは体調を崩してしまい、ご迷惑をおかけしました。
おかげさまで体調も回復し、○月○日より出社いたします。
休んでいた間の業務について、改めてフォローさせてください。
引き続き、よろしくお願いします。
○○
体調回復した時のメール文例:社外向け
社外向けのメールでは、より丁寧な言葉遣いを心がけましょう。業務の遅延については、誠意を持って深くお詫びし、今後の対応について具体的に説明することで、相手へのご迷惑をおかけしていることへの理解を深めていただき、不安を解消できるよう努めましょう。
一般的な体調回復のメール
件名: 体調回復のご報告とお詫び
株式会社○○ ○○様
いつもお世話になっております。△△(自分の名前)です。
このたびは体調不良によりご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。
おかげさまで回復し、○月○日より通常業務に復帰いたしました。
ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
△△株式会社△△
案件があった場合のフォローのメール
件名: 件名: 体調回復のご報告とお詫び
株式会社○○○○様
いつもお世話になっております。△△(自分の名前)です。
このたびは体調不良により、ご対応が遅れましたことをお詫び申し上げます。
おかげさまで体調も回復し、○月○日より業務に復帰しております。
ご連絡が滞ってしまった件について、改めて対応させていただきます。
詳細については、お手すきの際にお打ち合わせさせていただければと存じます。
ご迷惑をおかけしましたが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
△△株式会社△△
体調回復のメールをもらった時の返信:例文
相手に配慮した返信のポイント
・早めの返信: 相手に安心感を与えるため、なるべく早く返信しましょう。
・ねぎらいの言葉:相手の体調を気遣う言葉を伝えましょう。
・明るい言葉:前向きな言葉で、相手の回復を応援しましょう。

病気をし、回復された方に対して「ご自愛ください」はNGです♡

【社内向け】
・体調が回復されているとのこと、安心いたしました。まだご無理はなさらず、業務に向かってください。
・体調が良くなってきているとのことで、安心しました。とはいえ、まだ本調子ではないかと思いますので、どうかご無理なさらずに。
体調がよくなってきていると聞いて安心いたしました。まだ完全復活ではないと思うので、無理せずゆっくり戻していってくださいね。
【社外向け】
・体調が回復されてきたとのこと、安心いたしました。
まだ万全ではないかもしれませんので、くれぐれもご無理なさらず、お大事になさってください。
・体調が回復されていると伺い、安心いたしました。まだ寒さの厳しい時期ですので、どうぞ引き続きご無理のないようになさってください。
・体調が回復されてきたとのこと、本当に安心いたしました。
まだ本調子ではないかと思いますので、引き続きご無理なさらず、お身体を大切になさってください。
まとめ
体調が回復した旨のご連絡をさせていただく際には、丁寧な言葉遣いを心がけ、相手にご心配をおかけしたことをお詫びし、ご迷惑をおかけしていないかを確認するなど、安心感を伝えることが大切です。メール文例を参考にしてみてください。