寒い日が続くと、温かい飲み物や温泉が恋しくなりますよね。そんな時、ふと「暖まる」と「温まる」どちらを使えば正しいのか迷うことはありませんか?実は、この二つの言葉にはそれぞれ意味が異なり、使い分けが必要です。この記事では、それぞれの言葉の意味や使い分け方について、例文を交えながらわかりやすく解説します。

お風呂や温泉で「暖まる」と「温まる」は、どちらが正しいですか?

「暖まる」と「温まる」どちらも温度が高くなることですよね♡
「暖まる」の使い方
「暖まる」は、主に気温や室温など、周囲の温度が上がることを表します。広い範囲や空間全体が温かくなるイメージです。
「暖まる」の例文

・日差しが強く、外にいると体が暖まる。
・電気毛布を使ったら、布団の中が暖まった。
・ストーブの前にいたら、足元から暖まった。
・エアコンの設定温度を上げたら、部屋が暖まった。
・陽射しを浴びていたら、体がぽかぽかと暖まった。
「温まる」の使い方
「温まる」は、主に体や飲食物など、特定のものや部分の温度が上がることを表します。体の内部からじわじわと温かくなるイメージです。
また、「心が温まる」のように、人の気持ちが優しくなったり、心がホッとしたりする時も「温まる」を使います。
「温まる」の例文

・スープを飲んで、体が温まった。
・ココアを飲んだら、体が温まった。
・お風呂に入って、体が芯から温まった。
・生姜を使った料理を食べたら、体が温まった。
・湯たんぽを抱いて寝たら、足先まで温まった。
・ゆっくりお風呂に入ったら、体の芯から温まった。

お風呂や温泉の場合、「温まる」を使うのが一般的です♡
お風呂や温泉に入ることで、体の芯からポカポカと適度な温度になるため、「温まる」が適切です。ただし、「暖まる」が間違いというわけではありません。お風呂や温泉に入って、体の芯からポカポカして、さらに、部屋全体の空気も暖かくなったと感じた時には、「暖まる」を使うこともできます。
「暖まる」と「温まる」の使い分けのコツ
・周りの空気や物がポカポカする時は「暖まる」
・体や食べ物がちょうどいい温度になる時や、心がホッとする時は「温まる」
まとめ
「暖まる」と「温まる」は、どちらも温度が上がることを表しますが、その対象やニュアンスに違いがあります。それぞれの言葉の意味を理解し、正しく使い分けましょう。