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「うららかな春の日」の意味や使い方、言い換え紹介【例文付き】

「うららかな春の日」メール文、例文、使い方 言葉遣い

春の柔らかい陽気に包まれる「うららかな春の日」。穏やかで明るい日差しが心地よく、心も安らぎますよね。本記事では、そんな春の美しい情景を表す言葉「うららかな春の日」の意味を深掘り。似た言葉との違いや、日常会話や文章で使える言い換え表現を例文付きでご紹介します。

「うららかな春の日」とは

春の陽気に包まれる、穏やかで明るい日差しが心地よい「うららかな春の日」。この美しい言葉には、春の情景や人々の心に安らぎを与える温かさが凝縮されています。

「うららかな春の日」の意味:穏やかで心安らぐ春の情景

「うららか」とは、空が晴れて日が穏やかに照っている様子、また、そのような明るくのどかな気分を表す言葉です。これに「春の日」が加わることで、春特有の暖かく、優しく、そしてどこか希望に満ちた日の情景が目に浮かびます。

「うららか」とは情景や気持ちに使う言葉です♡

「うららかな春の日」は春の季語?

「うららか」は、その明るく穏やかなイメージから、春の季語として俳句や短歌などで用いられます。春の情景を表現する柔らかいニュアンスの言葉です。季語としての「うららか」は、単に天候を表すだけでなく、春の喜びや生命の息吹を感じさせるニュアンスを含んでいます。

例文

うららかな春の日春風が心地よい。

たなびくうららかな春の陽に、心が和む

うららかな春の日の花が満開を迎えた。

「うららか」を漢字で書くと?

「うららか」は、一般的にひらがなで表記されますが、漢字で書く場合は「麗らか」となります。「麗」という漢字には、「うるわしい」「美しい」「照り輝く」といった意味があり、春の「うららか」の持つ明るく美しいイメージをより強く表現することができます。

「麗日の候(れいじつのこう)」:春の時候の挨拶

「うららかな春の日」と似たニュアンスを持つ言葉として、「麗日の候(れいじつのこう)」という4月に使える時候の挨拶があります。

「麗日(れいじつ)」とは、美しく照り輝く日、特に春の穏やかな日差しを指します。

「候」は「~の折には」「~の頃には」といった意味合いを持つため、「麗日の候」は「うららかな春の日が続くこの頃」といった意味になります。ビジネス文書や手紙などで、春の挨拶として用いられる丁寧な表現です。

例文

麗日の候、いかがお過ごしでしょうか。(親しい方への手紙やメールの冒頭)

・皆様におかれましては、麗日の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。(ビジネスメールや手紙の冒頭)

麗日の候、新生活を迎えられた皆様には、希望に満ちた日々をお過ごしのこととお慶び申し上げます。」(入学・入社のお祝いなど)

「うららかな春の日」の例文

「うららかな春の日」は、穏やかで明るい春の陽気を表す美しい言葉です。日常会話やメールで使うことで、季節感を伝えるとともに、柔らかな印象になります。

ビジネスシーンのちょっとした会話でも使えますね♡

例文

【会話での例文】

うららかな春の陽気に誘われて、庭の花も咲き始めました。

・今日はうららかな春の日で、通勤も気持ちよかったですね。

・明日のイベントは、うららかな春の日になるといいですね。

・窓を開けてたら、うららかな春の日の陽気が入ってきて気持ちいいですね。

うららかな春の日だから、お弁当を外で食べるのもいいかもしれませんね。

・今日は本当にうららかな春の日。どこかへお出かけしたい気分になりますね。

・こんなうららかな春の日は、少し外の空気を吸うだけでもリフレッシュできますね。

うららかな春の日が続きますが、気温の変化も大きいので、体調を崩されないようお気をつけくださいね。

「うららかな春の日」のメール文

「うららかな春の日」を使ったメール文です。ビジネスシーン・プライベートシーン両方で使えるので参考にしてみてください。

1)取引先への季節の挨拶


件名:〇〇について

〇〇株式会社 〇〇様

うららかな春の日が続いておりますが、◯◯様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、【本題について書きます】

平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

△△株式会社 △△

2)新年度のご挨拶


件名:新年度のご挨拶

うららかな春の日差しに心和む季節となりました。
貴社におかれましては、新年度を迎えさらなるご発展のことと存じます。

さて、【本題について書きます】

旧年度中は多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。
本年度も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

△△株式会社 △△

3)お礼メール


件名:先日はありがとうございました

うららかな春の日が続いておりますが、◯◯様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。

さて【本題について書きます】
お心遣いに感謝申し上げますとともに、またお目にかかれる日を楽しみにしております。

4)〇〇について


件名:〇〇について

うららかな春の日差しに、心も軽やかになる季節となりました。
◯◯様におかれましては、お元気でお過ごしのことと存じます。

私の方は変わらず元気にしております。

さて【本題について書きます】
またお目にかかれる日を楽しみにしております。

「うららかな春の日」の言い換え

伝えたいニュアンスや場面に合わせて「うららかな春の日」の言い換え表現を選んでみてください。

より穏やかさを強調する言い換え

のどかな春日和(はるびより): 穏やかで心安らぐ春の日の様子を表します。

穏やかな春の陽気(はるのようき): 優しく穏やかな春の気候を指します。

やわらかな春の日:柔らかく、穏やかで、心地よい春の日の様子を表す言葉です。

時候の挨拶で使われる言い換え

春暖の候(しゅんだんのこう): 手紙やメールの冒頭で、春の暖かさを伝える際に用います。

陽春の候(ようしゅんのこう): こちらも時候の挨拶で、春の陽気が満ち溢れている様子を表します。

より明るさや美しさを強調する言い換え

麗らかな春日(うららかなはるひ): 美しく日が照っている春の日の様子です。「うららか」とほぼ同義ですが、少し詩的な響きがあります。

陽光まぶしい春の日(ようこうまぶしいはるのひ): 太陽の光が明るく輝いている春の情景を表します。

春光に包まれた日(しゅんこうにつつまれたひ): 春の光が優しくあたりを包んでいる様子を表します。

まとめ

「うららかな春の日」は、単に天候が良い日を指すだけでなく、春の暖かさ、穏やかさ、そして生命力までも感じさせる、豊かな表現です。春の季語として、また「麗日の候」という美しい時候の挨拶としても用いられ、私たちの心を和ませてくれます。漢字で「麗らか」と書くことで、その美しさがさらに際立ちます。参考にしてみてください。

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