6月・7月・8月に使える、夏の挨拶文のカジュアルな例文をまとめました。日常会話やちょっとしたメッセージで、「暑い日が続きますが…」と気遣いを込めた一言を添えるだけで、相手への印象は大きく変わります。仕事関係のやりとりや友人との連絡にも使いやすい、自然で親しみやすい書き出し・結びの例文を厳選。暑さの中でも心の通うやり取りを目指しましょう。
挨拶文の基本構成：書き出しと結びのポイント
メールやSNSでのやり取りが増えた今、形式ばった挨拶文はなかなか書かないかもしれません。でも、カジュアルな夏の挨拶文は、相手への気遣いや感謝の気持ちを伝えるのにぴったり。日常会話に取り入れたり、ちょっとした一言が、相手の心を温かくするはずです。
目上の人にも失礼なく使える「ほどよい丁寧さ」の例文を挙げています♡
書き出しのポイント：季節感と相手への気遣いを込めて。夏の挨拶文の書き出しは、季節の移ろいや暑さを意識した言葉を選ぶと、より丁寧な印象になります。
結びのポイント：相手の健康を気遣い、今後の関係に繋げる夏の挨拶文の結びは、相手の健康を気遣う言葉や、今後の関係に繋がる言葉で締めくくると良いでしょう。
1）季節の挨拶を取り入れる
例：「日ごとに暑さが増してまいりました」「梅雨明けが待ち遠しい今日この頃」
2）相手の状況を気遣う言葉
例：「ご家族皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか」「夏風邪など召されませんよう、お気をつけください」
3）感謝の気持ちを伝える
例：「いつも大変お世話になっております」「この度は、誠にありがとうございました」「平素より大変お世話になっております」
「また連絡するね」「体調に気をつけてね」など、短くても気持ちが伝わる言葉もいいですね♡
6月の挨拶と結び
じめじめした気分になりがちな6月は、爽やかで明るい挨拶文が喜ばれます。雨の日の過ごし方や紫陽花など、具体的な話題を付け加えることで、よりパーソナルな印象になります。
書き出し
・雨の日が続きますが、いかがお過ごしですか。
・梅雨入りしましたね。体調崩されていませんか。
・梅雨空が続いていますが、体調崩されていませんでしょうか。
・6月に入り、雨の日も増えてきましたが、お元気でお過ごしですか。
・6月に入りましたね。毎日雨の日が多いのですが、いかがお過ごしですか。
結び
・この梅雨を乗り切って、爽やかな夏を迎えましょう。
・雨の多い時期ですが、くれぐれもご自愛くださいね。
・梅雨明けの青空が待ち遠しいですね。また連絡します。
・体調を崩しやすい時期ですので、どうぞご無理なさらないでください。
7月の挨拶と結び
夏真っ盛りとなる7月は、暑さを気遣いつつも、夏のイベントや楽しい話題に触れると良いでしょう。相手の状況を気遣う言葉（夏休み、連休など）を添えることで、より親しみやすい印象になります。
書き出し
・太陽が眩しい季節になりましたが、体調はいかがですか。
・いよいよ夏本番！暑い日が続いていますが、お変わりありませんか。
結び
・熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいね。
・本格的な夏になりますが、どうぞご自愛ください。
・太陽が眩しい季節になりましたが、体調はいかがですか。
8月の挨拶と結び
8月は、夏の終わりを感じさせつつ、厳しい残暑を気遣う気持ちを伝えるのがポイントです。季節の移ろいを意識した表現（朝晩の涼しさ、秋の気配など）を加えることで、気遣いを示すことができます。
書き出し
・毎日溶けそうな暑さですが、お元気ですか。
・残暑お見舞い申し上げます。（8月中旬以降の丁寧な例文）
・立秋を過ぎましたが、相変わらず暑い日が続きますね。
・まだまだ残暑厳しいですが、お元気でお過ごしでしょうか。
結び
・秋の訪れが待ち遠しいですね。またご連絡します。
・まだまだ暑い日が続くので、どうぞご自愛ください。
・夏の疲れが出やすい頃ですので、ゆっくり休んでくださいね。
・厳しい残暑が続きますので、どうぞご無理なさらないでください。
暑中お見舞いを送る時期とマナー
暑中お見舞いは、夏の盛り（小暑から立秋の前日まで）に、相手の健康を気遣い、無事を祈る気持ちを伝えるものです。親しい間柄であれば、かしこまりすぎず、カジュアルな言葉で伝えても問題ありません。この期間を過ぎてしまった場合は、残暑お見舞いとして送りましょう。
暑中お見舞いは、小暑（7/7頃）から立秋の前日（8/7頃）まで♡
書き出し
・暑中お見舞い申し上げます。 厳しい暑さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・暑中お見舞い申し上げます。 毎日猛暑が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
結び
・暑さ厳しき折、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
・厳しい暑さが続きますので、どうぞご無理なさらないでください。
・本格的な夏を迎えますが、〇〇様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
・くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
残暑お見舞いを送る時期とマナー
残暑お見舞いは、立秋（8月7日頃）を過ぎてから、遅くとも8月末までに送るのが一般的なマナーです。夏の疲れが出やすい時期に、相手の健康を気遣う気持ちを伝える大切なご挨拶となります。親しい間柄であれば、カジュアルな言葉で伝えても問題ありません。
残暑お見舞いは、立秋（7/7頃）から8月末まで♡
書き出し
・残暑お見舞い申し上げます。まだまだ残暑厳しいですが、お元気でお過ごしでしょうか。
・残暑お見舞い申し上げます。立秋を過ぎましたが、まだまだ厳しい暑さが続いております。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
・残暑お見舞い申し上げます。立秋とは名ばかりの暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
・残暑お見舞い申し上げます。朝晩には秋の気配を感じるようになりましたが、日中は相変わらずの暑さですね。皆様にはお元気でお過ごしでしょうか。
結び
・秋の訪れが待ち遠しいですね。季節の変わり目ですので、どうぞお体大切にお過ごしください。
・夏の疲れが出やすい頃ですので、くれぐれもご自愛ください。末筆ではございますが、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
・厳しい残暑が続きますので、どうぞご無理なさらないでください。皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
まとめ
今年の夏は、カジュアルな夏の挨拶文で大切な人への想いを伝えてみませんか？LINEやメールで気軽に送れる書き出しと結びの例文を、6月・7月・8月の時期別に豊富にご紹介しました。「暑中見舞いはちょっと堅苦しいな…」と感じる方も、この記事を参考に、日常で使える気の利いたメッセージを贈って、相手への気遣いや感謝の気持ちを届けてみてください。
