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「お邪魔します」丁寧な言い換え、ビジネスシーンでの使い方【例文付き】

言葉遣い

相手のオフィスや会議室に訪問する際によく使う「お邪魔します」。ビジネスシーンでは、丁寧な言葉遣いが求められるため、正しく使えるようにしておきたいものです。
本記事では、「お邪魔します」の正しい使い方と、丁寧な言い換え表現について解説します。ぜひ参考にしてください。

「お邪魔します」とは、友達の家の中に入る時に言っていました。ビジネスシーンで使う時は丁寧な言いかたをしたほうがいいですか?

正解です。丁寧な言いかたも使えるようにしておきましょう♡

※「お邪魔します」の丁寧な言い換えはこちらです。

相手のオフィスや会議室に訪問する際に、よく使う挨拶のひとつが「お邪魔します」です。ビジネスシーンでは、より丁寧な表現を使うことが好まれます。

「お邪魔します」意味と使い方

「お邪魔します」は、相手の場所に立ち入る時に用いる挨拶です。意味としては、「申し訳ありませんが、お部屋に入らせていただきます」というニュアンスです。

「お邪魔」は、自分が相手に干渉することをへりくだっていう謙譲表現であり、「します」をつけることで丁寧な敬語表現となっています。

「お邪魔します」はビジネスシーンでもよく使われる言葉です。

例えば「お邪魔します」を使う時とは。

・相手のオフィスに訪れる時
・相手に話しかける時
・会議室や会場に入る時 に使います。

後輩
後輩

先輩、お忙しいところお邪魔して申し訳ありません。

親しい先輩
親しい先輩

今なら大丈夫ですよ。

上記の会話の例文は、「お邪魔します」は敬語表現ですが親しい人向けの言葉です。ビジネスシーンでは、より丁寧な言い換え表現を覚えておくと、好感があがりますね。

「お邪魔します」を使う時の注意点

「お邪魔します」を使う時の2つの注意点

1)相手に確認をして、許可を得てから使うことです。

「お邪魔します」は、相手に許可を得て訪問することを丁寧に伝える表現です。そのため、必ず相手に確認をして、許可を得てから使いましょう。

2)相手との関係性を考えて、適切な敬語を使うことです。


「お邪魔します」は、謙譲語の表現です。目上の人、取引先に対しては「伺います」や「失礼いたします」などを使うと、より丁寧な印象になります。

「お邪魔します」の言い換えをみていきましょう。

「お邪魔します」の言い換えと【例文】

「お邪魔します」の言い換えと例文をみていきましょう。よく使う「お邪魔します」の言い換えを挙げてみました。

・伺います
意味)相手の許可を得て訪問することを丁寧に伝える表現です。
例文)お忙しいところ申し訳ございません。今から伺います。


・失礼いたします
意味)相手の邪魔をして申し訳ないという気持ちを表す表現です。
例文)失礼いたします。質問をさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。


・上がらせていただきます
意味)相手の許可を得て、相手の部屋やオフィスに入ることを丁寧に伝える表現です。
例文)今到着しましたので、上がらせていただきます。


・御免ください(ごめんください)
意味)相手の許可を得ずに、相手のオフィスなどに入ることを丁寧に伝える表現です。
例文)御免ください、入らせていただきます。

「お邪魔します」の言い換えは、シーンによって言い方が変わりますね。

「お邪魔します」を使った丁寧な言い換えと【例文】

「お邪魔します」を使った丁寧な言い換えと例文です。

いずれの意味合いも相手の許可を得て訪問することを丁寧に伝える表現です。

・お邪魔いたします
・お邪魔させていただきます
・訪問いたします
・訪問させていただきます
・お目にかかります

お邪魔いたします。今日の会議の資料をお持ちしました。

・お忙しいところ申し訳ございません。明日お邪魔させていただきます。

・明日の16時頃、訪問いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

・お忙しいところ恐縮ですが、本日訪問させていただきます。

・本日はお目にかかることができて、大変光栄です。

「お邪魔します」の丁寧な言い換えのニュアンスの違いをもう少しみていきましょう。

「お邪魔いたします」は一般的な表現で、ビジネスシーンでもよく使われます。

「お邪魔させていただきます」は「お邪魔いたします」よりも丁寧な表現です。目上の人や取引先に対して使うと良いです。

「訪問させていただきます」は「訪問する」を丁寧に表現です。ビジネスシーンでよく使われます。

「お目にかかります」は「会う」を丁寧表現です。かしこまった時に使います。

「訪問いたします」は「訪問する」を丁寧に表現したものです。ビジネスシーンでよく使われます

例えばですが、相手先のオフィスに入る場合は「お邪魔させていただきます」を使うことをお勧めします。

また、目上の人や取引先に対しては「お忙しいところお邪魔させていただきます」や「お目にかかります」を使うと、より丁寧な印象になります。

「お邪魔いたします」「お邪魔させていただきます」どちらも丁寧な敬語表現だけど。どちらを使えばいいのですか?

「お邪魔いたします」「お邪魔させていただきます」の違いをみていきましょう♡

「お邪魔いたします」「お邪魔させていただきます」の違い

「お邪魔いたします」「お邪魔させていただきます」の使い方の違いについてです。


いたします」は、自分が行う動作に対して使う、主体的な謙譲語です。
させていただきます」は、相手の許可を得て行う動作に対して使う、受け身の謙譲語です。

【相手のオフィスに入る場合】
・「お忙しいところお邪魔いたします」は、自分から相手先のオフィスに入ることを申し出る、主体的な表現になります。

・「お忙しいところお邪魔させていただきます」は、相手の許可を得て相手先のオフィスに入ることを申し出る、受け身の表現になります。

目上の人や取引先に対しては、相手の許可を得て行動することが重要であるため、「お忙しいところお邪魔させていただきます」や「お目にかかります」を使うと、より丁寧な印象になるということです。

丁寧にしようとして「させていただく」を使いすぎないように気をつけましょう♡

まとめ

「お邪魔します」とは、他人の家に上がる際、相手のオフィスや相手に話しかける時に使います。
「お邪魔します」は丁寧な表現ですが、目上の人や取引先に対して使う時はより丁寧な言い換えをするといいですね。ビジネスシーン、日常会話でもよく使う表現ですので適切な使い方ができたらいいですね。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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