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「差し支えございません」意味や使い方・言い換えをわかりやすく解説

言葉遣い

ビジネスシーンでよく使われる「差し支えございません」という言葉。正しい使い方や言い換えを知っていますか?差し支えございませんは「問題ない」「都合が悪いことはない」という丁寧な表現です。この記事では、差し支えございませんの正しい使い方、言い換えを例文と共に使い方のコツを解説します。

差し支えございませんは、目上の人使っても良いですか?

差し支えございませんは丁寧な敬語なのでOKです。

「差し支えございません」は、丁寧な言葉遣いで、問題ありません、構いませんという意味です。許可を求める際や、問題がないことを伝える際に使います。

「差し支えございません」の意味

「差し支えございません」の読み方は、「さしつかえございません」になります。

差し支えございませんは、何かをしても良い、問題ないことを伝える丁寧な表現です。

「差し支えない」:「問題ない」「都合が悪いことはない」という意味です。

ございません「ない」の丁寧語であり、「差し支えありません」よりも丁寧です。

差し支えございませんは正しい敬語表現です♡

「差し支えございません」の使い方

「差し支えございません」は、おもに以下のような時に使います。丁寧な表現のため、目上の人、敬意を払う相手に対して使います。

許可を求める時
承諾を伝える時
問題がないことを伝える時 などです。

「差し支えございません」の基本的な使い方♡

1)許可を求める時

「差し支えございません」は、許可を求める際に丁寧な表現として使われる言葉です。

例文

・資料の送付は、来週でも差し支えございませんでしょうか。

・来週、お休みをいただいても差し支えございませんでしょうか。

2)承諾を伝える時

「はい」や「了解しました」と伝えるよりも、相手への敬意を示すことができます。

例文

・「ご指示の通り、対応させていただきます」と言われて、「差し支えございません」と答える。

・「お待たせして申し訳ございません。お茶をお出しいたします」と言われて、「差し支えございません。ありがとうございます」と答える。

3)問題がないことを伝える時

「問題ありません」「かまいません」という意味を伝える時にも「差し支えございません」を使います。

例文

・ご指示の通りで、差し支えございません。

【取引先との会話】

取引先の人
取引先の人

〇〇の件は、いかがでしょうか?

〇〇のご提案につきましては、差し支えございません。ぜひよろしくお願いいたします。

差し支えございませんが適切に使えていますね♡

上の会話をみてみましょう。

「差し支えございません」は、「問題ありません」「大丈夫です」と同義ですが、より丁寧でかしこまったニュアンスを持ちます。

「差し支えございません」の使う時のコツ

差し支えございませんは、丁寧な言葉遣いでビジネスシーンはもちろん、改まった場面でも安心して使える表現です。「差し支えございません」をさらに好感アップさせるコツを紹介します。

具体的な理由を添える

「差し支えございません」だけではなく、具体的な理由を添えることで、より丁寧で親切な印象になります。

例えば、

・スケジュールを確認しましたところ、差し支えございません。

・ご提案いただいた内容を確認したところ、差し支えございません。

感謝の気持ちを伝える

シチュエーションにもよりますが、相手が何かをしてくれた場合は、「ありがとうございます」や「感謝いたします」を添えて感謝の気持ちを伝えましょう。

例えば、

差し支えございませんでした。ありがとうございます。

差し支えございませんでした。お気遣いありがとうございます。

【社内での会話】状況は、上司から、会議時間を延長するかどうかの確認があった。

上司
上司

会議の時間を少し延長しても大丈夫かな?

部下
部下

はい、差し支えございません。お気遣いありがとうございます。

上司
上司

どうもありがとう。もう少しだけ議論を続けましょう。

差し支えございませんが適切に使えていますね♡

「差し支えございません」の言い換え、類語

状況に合わせて、差し支えございませんを言い換えることで、適切に気持ちを伝えることができます。言い換えも使えたら良いですね。

差し支えございませんの言い換え♡

問題ございません

意味:何も問題がなく、スムーズに事が進められる状態であることを表します。

使い方:「問題ございません」は、問題がないことを単に伝えるだけでなく、相手への配慮や協調性を示すニュアンスも含まれています。

例文:問題ございません。今週中に提出いたします。

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かしこまりました

意味:「承知しました」の丁寧な表現です。相手からの指示や依頼を明確に受け入れるニュアンスが強くなります。

例文:かしこまりました。今週中に提出いたします。

承知いたしました

意味:「承知しました」の丁寧な表現です。相手の指示や命令を理解し、それに従うことを伝える表現です。

例文:承知いたしました。すぐに修正いたします。

よろしいです

意味:相手に賛成や許可を求める表現で、相手の意向を尊重するニュアンスを含んでいます。

例文:その方法で進めていただいてもよろしいです。

構いません

意味:相手の申し出や依頼に対して、快く承諾する際に使う表現です。

使い方:ニュアンスによっては、目上の人や、かしこまった場面での適さないこともあります。

例文:私は、〇〇でも構いません。

まとめ

ビジネスシーンでは、特に目上の人や取引先などに対して、失礼のないように丁寧な言葉遣いを心がけることが重要です。「差し支えございません」は、、相手に敬意を払いながら「差し支えない」ことを伝えるのに最適な表現です。相手に配慮して使ってみましょう。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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