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「そう言っていただけて恐縮です」お褒めの言葉の返し方8選・ビジネスシーンで使える!

言葉遣い

ビジネスシーンで、上司から「素晴らしい仕事だったね!」など、嬉しいお褒めの言葉をいただいた経験はあるかと思います。そんな時、何と返せば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そんな時に、ぴったりなのが「そう言っていただけて恐縮です」の表現です。この記事では、「そう言っていただけて恐縮です」の意味や使い方、ビジネスシーンで使える「お褒めの言葉への返し方」を8つご紹介します。例文とあわせて詳しく解説します。

「そう言っていただけて恐縮です」の意味と敬語

「そう言っていただけて恐縮です」は、相手からの褒め言葉や評価に対して、謙遜しながら感謝の気持ちを伝える時に使う敬語表現です。

「恐縮」:申し訳ない、おそれ多い、という気持ちを表します。

「いただく」:「もらう」の謙譲語です。

つまり、「そう言っていただけるなんて、とても恐縮です。ありがとうございます」といったニュアンスになります。

「そう言っていただけて恐縮です」って、なんだか難しい言葉ですね。

例えば、上司に「君の仕事はいつも丁寧で助かるよ」と言われた時に、「ありがとうございます。そう言っていただけて恐縮です」と答えることができます。少しかしこまった言葉だけど、相手に良い印象になりますよ♡

「そう言っていただけて恐縮です」の使い方と例文

「そう言っていただけて恐縮です」は、目上の人やビジネスシーンで使える丁寧な敬語表現です。状況によっては「あまりにも謙遜しすぎている」と受け取られる可能性もありますので注意しましょう。

例文

【褒められた時】相手に自分の仕事や成果を褒められた際、謙遜して返す言葉として使われます。

「この資料、とても分かりやすかったです」

→「そう言っていただけて恐縮です。ありがとうございます」

【感謝された時】相手に感謝の言葉とともに、恐縮の気持ちを伝える言葉として使われます。

「いつも助かっています」

→「そう言っていただけて、恐縮です。こちらこそ、感謝しております」

【評価された時】

「あなたの仕事ぶりは素晴らしいですね」

→「そう言って頂けて、恐縮するばかりでございます」

【社内での会話】

上司
上司

細やかな心配りをどうもありがとう。お客様も褒めていたよ。

部下
部下

そう言っていただけて、恐縮です。いつもご指導ありがとうございます。

「そう言っていただけて恐縮です」は丁寧な言葉遣いですが、状況によっては、もう少し相手に喜んでもらえるような返し方もあります。

褒められた内容によって、適切な言葉を選ぶとより丁寧な印象になります♡

褒められた時の返し方8選【ビジネスシーンで使える】

褒められた時の返し方は、たくさんあります。大切なのは、相手への感謝の気持ちを伝えつつ、状況や相手との関係性に合わせて、適切な言葉を選ぶことです。

1)具体的に感謝を伝える

例文:「〇〇という点を評価していただき、ありがとうございます。△△の成果につながったのは、□□のおかげです。」

2)相手の言葉に共感する

例文:「おっしゃる通り、□□の部分には特に力を入れて取り組んでいました。そう評価していただき嬉しいです。」

3)今後の意欲を示す

例文:「今回の経験を活かして、今後もより良い成果を出せるよう頑張ります。」

4)チームへの貢献を強調する

例文:「これはチーム全体の協力のおかげです。メンバーに感謝しています。」

5)謙遜しつつ自信を示す

例文:「ありがとうございます。まだまだ未熟な点も多いですが、今後も精進してまいります。」

6)相手の励ましの言葉に答える

例文:「お褒めの言葉、ありがとうございます。大変励みになります。」

7)光栄ですを使う

例文:「〇〇様からそう言っていただけるのは、とても光栄です。〇〇様のアドバイスをもとに、今後も業務に取り組んでいきます。」

8)相手の貢献に感謝する

例文:「〇〇様のご指導のおかげで、今回の仕事は成功に導くことができました。心から感謝しています。」

【社内での会話・1)の使い方】

上司
上司

タイトなスケジュールの中よく頑張ってくれましたね。チームワークが良かったんだね。

部下
部下

チームワークが素晴らしかったとのお褒めの言葉、ありがとうございます。新製品の開発を成功できたのは、互いの意見を尊重し、積極的にコミュニケーションを取ったおかげです。

上司からお褒めの言葉をいただいた時の答え方・例文

上司や目上の人からお褒めの言葉をいただいた時の答え方の例文です。「恐縮です」「光栄です」「嬉しく存じます」「お役にに立てて何よりです」を使い、感謝と謙遜の言葉に注意してみましょう。

・ありがたいお言葉です。私こそ、嬉しく存じます。

上司から褒められた際に、感謝の気持ちを伝えつつ、相手への敬意を示すことができる、非常に丁寧な敬語表現です。

・恐縮です。今後も精進してまいります。

謙遜しながらも、感謝の気持ちを示しています。「今後も精進してまいります」とは、今後も頑張っていく意欲を示すこともできるため、上司や目上の人からの信頼を得ることができますね。

・どうもありがとうございます。ご期待に応えられるよう、これからも努力してまいります。

感謝の気持ちを示すとともに、ご期待に応えたいという気持ちも示すことができます。

・光栄です。今後もご指導のほどよろしくお願いいたします。

感謝の気持ちを示すとともに、今後もご指導を賜りたいという気持ちを示すことができます。

〇〇に貢献できて、嬉しく存じます。お役に立てて何よりです。

相手への感謝の気持ちと自分の喜びを伝える、丁寧で汎用性の高い敬語表現です。

目上の人に対して謙遜表現を使うことは、とても重要です。

親しい人から嬉しい言葉をかけられた時の答え方・例文

同等の立場の人、親しい人に対しては「とても嬉しいです」や「ありがとうございます」を一般的に使います。相手の状況や関係性に合わせて使いましょう。

例文

・○○さんのお言葉、とても励みになります。これからも頑張ります。

・○○さんの言葉を聞いて、もっと頑張ろうという気持ちになりました。

・○○さんの言葉が、とても嬉しいです。どうもありがとうございます。

・○○さんのおかげで、○○ができました。本当にありがとうございます。

・○○さんの言葉で、とても励まされました。どうもありがとうございます。

・そう言っていただき、本当に感謝しています。これからも精進してまいります。

親しい人から嬉しい言葉をかけられた時は、相手の言葉を素直に喜び、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

ぜひ、会話中に使ってみてください♡

まとめ

ビジネスシーンで褒められた時、どのように返すかは、相手に良い印象も持ってもらう上で重要なポイントです。「そう言っていただけて恐縮です」以外にも、様々な返し方があります。ビジネスシーンで褒められた時、どのように返せば良いか悩んだ際は、この記事を参考にしてみてください。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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