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「ご報告まで」はビジネスでNG? より丁寧な表現と例文で印象アップ!

言葉遣い

「改めてご連絡いたしますが、取り急ぎご報告まで」この言葉、ビジネスシーンで上司や取引先に報告する際、つい使ってしまいがちですよね。しかし、実はこの表現、相手によっては失礼に受け取られる可能性も。この記事では、ご報告までがなぜビジネスシーンで注意すべきなのか、そしてより丁寧で相手に好印象な言い換えを、例文とともにご紹介します。

「ご報告まで」の意味と敬語

「ご報告まで」は、詳細な説明を省き、結論や事実を簡潔に伝える際に用いられる、文末に置かれることが多い表現です。

【敬語】

「ご報告」の「ご」は謙譲語になります。

「まで」は「そこまで」という意味合いになります。

「ご」の謙譲語が使われていますが、「ご報告まで」は丁寧な表現の省略形 であり、ビジネスシーンなどでは、特に目上の人に対して使う場合に、敬意が足りないと感じられる可能性があります。

「取り急ぎご報告まで」「一応ご報告まで」って、みんなが使っているから、使って良いのかと思っていました。

「ご報告まで」は親しい間柄で使う方が良いですね♡

「ご報告まで」の使い方と例文

「ご報告まで」は、相手へ必要な情報を簡潔に伝えるための表現です。「現時点での情報をお知らせします」という意味合いが一般的で、詳細な説明は控える場合に使われます。ビジネスシーンでは、進捗報告など、正式な報告ではない場合に用いられます。相手との関係性や状況に合わせて、より丁寧な表現を選ぶことも大切です。

目上の人には「ご報告まで」は使わない方が無難です♡

「ご報告まで」を使う場面

急ぎの報告:すぐに知っておく必要がある情報を伝える際に使われます。

報告のみにとどめる:詳細な説明や根拠などは省き、結論や事実だけを簡潔に伝えたい場合に使います。

今後の報告に繋げる:今回の報告は途中経過であり、今後詳細な報告をすることを前提にしている場合に使います。

例文

・本日の会議で決定された事項です。以上、ご報告まで。

・詳細については後日改めて報告いたしますが、取り急ぎご報告まで。

・結果としては、○○案を採用することになりました。以上、ご報告まで。

・〇〇の進捗状況ですが、目標の第一段階まで完了しました。取り急ぎご報告まで。

【補足です】

「取り急ぎ」とは、言葉から、詳細な情報はまだ確定していない、もしくは伝えきれていないというニュアンスが伝わります。

「取り急ぎご報告まで」は、急を要する情報や、詳細を後ほど伝える前提で、簡潔に報告したい際に使用します。

ビジネスシーンでは、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。「連絡いたします」「申し上げます」などの言葉を添えると、より丁寧な印象になりますよ♡

「ご報告まで」ビジネスでよく使う丁寧な言い換え6選

「ご報告まで」の代わりに使える丁寧な表現はたくさんあります。状況に合わせて使い分けることで、より相手に配慮した印象になります。いずれも目上の人や上司、取引先に対して使える表現です。

目上の人に対しては、「ご報告申し上げます」「ご報告いたします」など、より丁寧な表現を用いることが望ましいです。

また、「ご報告まで」を使う場合でも、「取り急ぎご報告いたします」「詳細については後日改めてご連絡いたします」など、補足説明を加えることで、より丁寧な印象になります。

↑使い方のコツ♡

1)ご報告まで失礼いたします

例文:まだ正式な決定に至っておりませんが、ご報告まで失礼いたします

使い方:報告内容が正式決定でない場合や詳細を後日説明する予定がある場合に適しています。

2)ご報告まで連絡いたします

例文:契約書の作成が完了いたしました。その旨をご報告まで連絡いたします。

「いたします」は「する」の謙譲語です。

3)ご連絡のみにて失礼いたします

例文:契約内容の変更が確定いたしましたので、取り急ぎご連絡のみにて失礼いたします。

「いたします」は「する」の謙譲語です。

4)取り急ぎご報告申し上げます

例文:緊急のため取り急ぎご報告申し上げますが、後ほど詳細を改めてお伝えいたします。

使い方:急を要する連絡や状況報告に用いられます。

「申し上げます」は「言う」の謙譲語です。

5)取り急ぎご報告させていただきます

例文:現時点での状況について、取り急ぎご報告させていただきます。

「させていただきます」は「させてもらう」の謙譲語です。

6)まずはご報告のみにて失礼いたします

例文:現状の進捗をまずはご報告のみにて失礼いたします。

「いたします」は「する」の謙譲語です。

急ぎの場面では「取り急ぎ」を使用し、簡潔さを強調したい場合には「のみにて」を使うなど、適切な場面での使い分けがポイントです。

まとめ

「ご報告まで」は、ビジネスシーンで非常に便利な表現ですが、状況や相手に合わせて適切な表現を選ぶことが大切です。報告内容、相手との関係性、状況の緊急性、今後の予定などを考慮し、丁寧かつ分かりやすい言葉遣いを心がけましょう。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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えりのビジネスコミニュケーションブログ「えり♡コミ」
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