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暑中見舞いの挨拶文|メール&はがきで使える例文集【ビジネス&カジュアル】

暑中見舞いの挨拶文|メール&はがきで使える例文集【ビジネス&カジュアル】 季節の挨拶

夏の訪れとともに、大切な方への感謝や気遣いを伝える暑中見舞い。どんな言葉を選べば良いか迷っていませんか?この記事では、ビジネスシーンでもカジュアルな場面でも使える、メールはがき両方に対応した短い挨拶文の例文集をご紹介します。季節の挨拶から相手を気遣う言葉、近況報告まで、あなたの気持ちが伝わる最適な一文がきっと見つかります。ぜひご活用ください。

暑中見舞いの例文をたくさんご紹介しています。ぜひ、あなたの気持ちにぴったりの言葉を見つけてくださいね♡

【ビジネス編】メール・はがきで使える暑中見舞いの基本

ビジネスシーンでの暑中見舞いは、日頃お世話になっている取引先や顧客、上司や同僚への感謝と敬意を示す大切な機会です。簡潔ながらも丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

暑中見舞いを送る時期:小暑(7月7日頃)から立秋(8月7日頃)の前日まで

暑中見舞いを出す時期にはいくつかの考え方があります。一般的には「小暑(しょうしょ/7月7日頃)」「夏の土用の入り(2025年は7月19日頃)」から出し始めるという説があり、どちらも間違いではありません。また、「梅雨明けを迎えた頃」が最も暑中見舞いにふさわしいタイミングとされることもあります。立秋を過ぎてからは「残暑見舞い」として送ります。

暑中見舞いの基本的な構成

↓上でご紹介した①〜④の構成について、それぞれのポイントと例文を以下に詳しく解説します♡

書き出しの挨拶(主文)

「暑中お見舞い申し上げます」と、他の文字よりも大きめに書きます。

季節の挨拶・相手の安否を気遣う言葉

・厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

・酷暑の折、皆様には一層ご清祥のこととお慶び申し上げます。

・酷暑の折、貴社におかれましては、ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

・梅雨明けをしまして、厳しい暑さが続きますが皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

自分の近況報告や感謝の言葉

暑中見舞いにおける近況報告は、簡潔に、そして前向きな内容を心がけましょう。また、日頃の感謝を伝えることで、より丁寧な印象になります。

【ビジネスの暑中見舞いの場合】

  • 先日は〇〇(例:先日ご相談させていただいた件、先日の会議など)では、大変貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。御社のご協力に深く感謝申し上げます。
  • この度、弊社では〇〇を開始いたしました。これも皆様のご支援あってのことと、厚く御礼申し上げます。

相手の健康や活躍を願う結びの言葉

結びの言葉は、お相手の健康や今後の活躍を気遣う気持ちを伝える大切な部分です。季節柄、体調を気遣う言葉を添えるのが一般的です。

【ビジネスの暑中見舞いの場合】

  • 末筆ではございますが、貴社の益々のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
  • 厳しい暑さが続きますが、貴社の一層のご発展と、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
  • 酷暑の折、皆様にはくれぐれもご無理なさらないよう、ご健康には十分ご留意くださいませ。貴社の益々のご繁栄を祈念いたします。
  • 時節柄、ご多忙のことと存じますが、皆様のご健勝と貴社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。

【ビジネス編】暑中見舞いの挨拶文(メール・はがき対応)

暑中見舞いは、メール・はがきいずれの場合も丁寧な表現が求められます。はがきは限られたスペースの中で簡潔に短くまとめる必要があり、メールは比較的自由度が高く、相手への感謝や近況なども伝えやすいのが特徴です。

なお、はがきでは本来句読点は使わないのが慣習とされていますが、メールでは読みやすさを重視して句読点を使うのが一般的です。以下には、どちらでも活用できる例文を紹介しています。

↑はがきに使用する場合は句読点を用いないでくださいね♡

例文

一般的な挨拶(フォーマル)

暑中お見舞い申し上げます。
猛暑が続いておりますが、貴社におかれましてはますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

社内向け(上司向け)例文

暑中お見舞い申し上げます。
日頃より大変お世話になっております。
厳しい暑さが続いておりますがお変わりなくご健勝のことと存じます。
どうかご無理なさらないようくれぐれもご自愛ください。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

社内向け(親しい間柄の取引先・顧客向け)例文

暑中お見舞い申し上げます。いつもお世話になっております。
連日の猛暑ですが、〇〇様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
お変わりなくお元気でお過ごしのことと存じます。
どうぞくれぐれもご無理なさらないよう、ご自愛ください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

日頃の感謝を伝える例文

暑中お見舞い申し上げます。
平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

夏季休業に関する案内と合わせた例文

暑中お見舞い申し上げます

梅雨も明け、いよいよ本格的な夏の到来となりました。
平素はひとかたならぬご厚情にあずかり、心から御礼申し上げます。
さて、誠に勝手ながら、弊社では下記の予定で夏季休業を実施させていただきます。
期間中は何かとご不便をおかけしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。 今後とも、なお一層ご愛顧のほどお願い申し上げます。

親しみと丁寧さを合わせた例文

暑中お見舞い申し上げます。
日頃より大変お世話になっております。
連日の暑さが続いておりますので、体調など崩されませんようお祈り申し上げます。

ただ、「暑いですね」ばかりではなく、「体調はいかがですか」「ご無理なさらないでください」など、相手の状況を気遣う言葉を添えるのがおすすめです♡

取引先への丁重な文面

暑中お見舞い申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
猛暑が続いておりますが皆様にはお変わりなくご活躍のことと存じます。
弊社もおかげさまで順調に業務に励んでおります。
時節柄くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

メール向け・長めの例文

件名:暑中お見舞い申し上げます(株式会社〇〇 〇〇)

株式会社△△〇〇様

いつも大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

酷暑の折、〇〇様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、弊社も順調に業務を進めることができております。
これもひとえに、皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

厳しい暑さが続いておりますので、くれぐれもご無理なさらないよう、ご健康には十分ご留意ください。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

相手の健康を気遣う言葉は、尊敬の念を込めて丁寧に伝えましょう♡

【カジュアル編】メール・はがきで使える暑中見舞いの基本

暑中見舞いの基本的な構成

書き出しの挨拶(主文)

「暑中お見舞い申し上げます」と、他の文字よりも大きめに書きます。

季節の挨拶・相手の安否を気遣う言葉

・日増しに暑さ厳しくなりますが、〇〇様におかれましては、お元気でお過ごしかと思います。

・連日の猛暑、いかがお過ごしでしょうか。〇〇様におかれましては、この夏も一層ご活躍のことと存じます。

自分の近況報告や感謝の言葉

【個人的な暑中見舞いの場合】

  • おかげさまで、私達家族も皆元気に過ごしております。先日、家族で〇〇(場所)へ出かけ、夏の楽しい思い出を作ることができました。
  • 梅雨明けとともに、〇〇に打ち込む日々です。〇〇様には、いつも温かいお心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。
  • 今年の夏は〇〇に挑戦しており、充実した日々を送っております。これもひとえに、皆様のお力添えあってのことと、感謝の念に堪えません。

具体的な感謝の言葉を添えることで、日頃の感謝がより伝わります♡

相手の健康や活躍を願う結びの言葉

【個人的な暑中見舞いの場合】

  • 皆様のご健康と、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
  • 暑さ厳しき折、〇〇様ご一家皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
  • 猛暑が続くようですので、どうぞくれぐれもご無理なさらないよう、ご自愛ください。
  • 夏本番となりますが、〇〇様にとって実り多き夏となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

【カジュアル編】暑中見舞いの挨拶文(メール・はがき対応)

暑中見舞いは、日頃お世話になっている方々へ感謝の気持ちを伝え、健康を気遣う日本の美しい習慣です。ビジネスとは異なり、親しい間柄に送るカジュアルな暑中見舞いは、形式にとらわれすぎず、温かい気持ちを伝えることが大切です。丁寧語を使いつつも、かしこまりすぎない「ほどよい丁寧さ」で、あなたの心遣いを届けましょう。

ハガキの場合は、印刷された文章だけでなく、余白に手書きで一言添えるだけで、心のこもった印象になります♡

例文

■丁寧で親しみのある一般的な挨拶

暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
どうぞ体調に気をつけて、よい夏をお過ごしください。

■ほどよくくだけた、やさしい挨拶

暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いていますね。お元気でお過ごしでしょうか?
水分をしっかりとって、どうぞ無理せずお過ごしください。

■丁寧で親しみのある一般的な挨拶

暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
どうぞ体調に気をつけて、よい夏をお過ごしください。

■季節感を伝えつつ相手を気づかう挨拶

暑中お見舞い申し上げます。
セミの声が本格的な夏を感じさせる季節となりました。
お変わりなく元気に過ごされていることを願っております。

■相手の仕事や生活を気づかう挨拶

暑中お見舞い申し上げます。
お仕事ご多忙のことと思いますが、くれぐれもご無理なさいませんように。
体調第一で、健やかな夏をお過ごしください。

メール・ハガキ共通例文長めの例文

暑中お見舞い申し上げます

〇〇さん、お元気ですか?毎日厳しい暑さが続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
おかげさまで、私は元気に過ごしております。近いうちにまた、ゆっくりお話しできたら嬉しいです。

この暑さの中、体調を崩さないよう気をつけて、楽しい夏を過ごしてくださいね。

令和〇年 盛夏

メール・ハガキ共通例文長めの例文

暑中お見舞い申し上げます。

〇〇さんにおかれましては、日頃より大変お世話になっております。連日厳しい暑さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

〇〇さんの〇〇(アドバイスやサポートなど具体的な内容)には、いつも助けられています。心より感謝申し上げます。

どうぞ体調第一で、健やかな夏をお過ごしください。

令和〇年 盛夏

まとめ

夏の挨拶である暑中見舞いは、短い文章でも心が伝わるメッセージが重要です。本記事では、ビジネスからカジュアル(日常で使える)まで、すぐに使える暑中見舞いの短い例文をご紹介しました。

短い挨拶文のポイントは、

  1. 季節の挨拶と相手の健康を気遣う言葉
  2. 簡潔な自身の近況
  3. 相手の健康や活躍を祈る言葉

親しい友人には親しみを込めた文章を、取引先や上司には丁寧な言葉遣いを心がけ、心温まるメッセージを届けましょう。の夏も、大切な方々へあなたの温かい気持ちが届きますように。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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