相手との意見が対立して解決しないことはありませんか?相手の意見に対して「そうではないよね」と自分は思っていても、意見の相違から相手と対立が深くならないようにするにはどうしたらいいのかなと悩みますよね。意見が対立した時や相違した時に、解決に向けて注意すべき点、行ったほうがいいことについてまとめてみました。
意見が対立した時は、どのような意見をだしたらいいのか悩みます。
そんな時の対処方法を順番にみていきましょう。
意見の相違点を明瞭にする
相手の考えていることを聞き、自分の考えとの相違点をすぐに確認します。相手がなぜそのように考えているのか相手の立場になって考えてみます。
意見の相違点を明瞭にすることで、建設的に解決できることもあります。
【注意点】
相手がなぜ、そのように考えたのかなと考え始めると、相手に対して質問ぜめになりやすいです。質問の仕方がうまい方なら質問は効果的です。質問がうまくいかない方は、相槌(あいづち)やクッション言葉を使って、自分の考えとの相違点を探りにいきましょう。
意見の類似点、共通点を探してみる
相手の意見の中で自分と類似している点、共通している点を積極的に探しにいきます。相違している意見は部分的なところであり、お話の全体を聞くと共通点があったりします。共通点を見つけることで、相手にも寄り添えます。
【注意点】
「私は」を主語にしたアイメッセージと「一般論」を交えて話すとちょうどよくなります。「一般論」を使いすぎると逃げになるので気をつけましょう。
意見が対立した時の話し方について
意見が対立した時の話し方についてみていきましょう。
1)感情的にならないように話す。
感情的にならないように話すこと、自身の意見をできるだけ簡潔に述べるようにする。
2)建設的に話す。
建設的にとは、相手の意見が間違えていても批判せずに、「こうしたらいいかな」と考えを述べ、現状をよりよくしようとする提案や考え方のことです。
・〜は、こういう理解でよろしいでしょうか
・何かほかに良い方法はありませんか
3)要約の相槌(あいづち)を使う。
話しをする時には相手との認識の相違ができないように要約の相槌を使います。
要約の相槌とは?…「~ということですか?」まとまっていない相手の話を整理してあげて返す相槌です。相手に確認をする感じが大切です。
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時間が、超過し解決しない時には
話し合いをするも、解決の糸が見つからなかった時は、中断をし、日をあらためることを提案しましょう。あらためることで相手から前回の話し合いについて譲歩されたり、お詫びを受け、好転することがあるからです。提案する時の例文です。
・日をあらためて話しましょう。
・慎重に考えておりまして、あらためて話し合いをしたいと思います
まとめ
意見が相違することはよくあることです。解決策を考えてお互いを理解し合うことが大切です。「相手を否定する」という気持ちではなく、一緒によりよくしたいという前向きな考え・姿勢で向かい合うようにしています。問題になっていることを考え、相手の気持ちに寄り添い、受け入れるところは認めて、話し合いができると良いですね。