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「安心いたしました」の適切な使い方とビジネスシーンで役立つ言葉の選び方【例文付き】

言葉遣い

ビジネスシーンで「安心いたしました」は、相手に安心感を持ってもらうために重要な表現です。状況や相手によって適切な言葉を選ぶことが大切です。この記事では、「安心いたしました」の意味や、より丁寧な表現、そして様々なビジネスシーンでの具体的な使い方を、例文とともに詳しく解説します。

「安心いたしました」は、「安心しました」より丁寧な言葉遣いですか?

その通りです。「安心しました」よりも丁寧な表現なので、目上の人に使ってOKですよ♡

自分が、安心した時に「安心いたしました」と使います。使う時の注意点、言い換えについてみていきましょう。

「安心いたしました」の意味と敬語

「安心いたしました」は、「不安や懸念が解消されて、心が落ち着きました表現です」という意味です。問題や不安事が解消された後に使うのが一般的です。

「安心いたしました」は、「する」の謙譲語「いたす」と丁寧語の「ました」の構成で、正しい敬語表現です。

「安心いたしました」の使い方と例文

「安心いたしました」は丁寧な敬語表現のため、目上の人や、かしこまった場面で使います。使う場面は以下です。

・相手からの連絡や報告に対して
・問題解決や進捗状況の報告に対して

「安心いたしました」の基本的な使い方♡

【相手からの連絡や報告に対して】

例文

・この件について詳しく説明いただき、安心いたしました。

・ご報告ありがとうございます。問題が解決したようで安心いたしました。

・ご返信いただきありがとうございます。おかげさまで安心いたしました。

感謝の言葉をあわせて使いましょう♡

【問題解決や進捗状況の報告に対して】

例文

・予定通りの納品でしたので、安心いたしました。

・ご丁寧なご説明ありがとうございました。大変安心いたしました。

・ご尽力いただき、誠にありがとうございます。問題が解決し、安心いたしました。

・納期が遅れるとのことで心配しておりましたが、早急に対応していただき、安心いたしました。

・先日はご丁寧なご対応をいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、問題が解決し、安心いたしました。

【取引先との会話】

取引先の人
取引先の人

先日の〇〇の問題は解決できました?

複雑な内容にもかかわらず、分かりやすく丁寧にご説明いただきありがとうございます。安心いたしました。

安心いたしましたが適切に使えていますね♡

「安心いたしました」効果的に使うポイント

「安心いたしました」を、使う時には以下のポイントを意識して使いましょう。

使う時のポイントをみていきましょう♡

相手の気持ちに寄り添う

「安心いたしました」は、問題や不安が解消されたことを伝える丁寧な敬語表現です。大切なのは、相手がどのような状況で、問題や不安に対応したのかを配慮して、それに寄り添った言葉遣いを心がけることです。

例えばですが、

「ご尽力いただき、誠にありがとうございます。お陰様で〇〇の心配が解消され、安心いたしました

具体的な感謝の気持ちを伝えることで、より気持ちが伝わりやすくなります。

【社内での会話】

親しい先輩
親しい先輩

仕事の進め方について、アドバイスしたけど大丈夫かな?

後輩
後輩

仕事の進め方について、具体的なアドバイスをいただき、大変感謝しております。おかげさまで、スムーズに作業を進めることができそうです。安心いたしました

相手に配慮する気持ちは大切です♡

「ご丁寧に」「わざわざ」を使って丁寧さを強調する

「安心いたしました」は、目上の人やフォーマルな場面で使う言葉です。そのため、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。

ご丁寧にありがとうございます。安心いたしました。

わざわざご連絡いただき、ありがとうございます。安心いたしました。

「ご丁寧に」と「わざわざ」を使うことで、相手がしてくれたことに対する感謝の気持ちをより強く伝えることができます。

「安心」をより強い言葉に置き換える

「安堵いたしました」「胸をなでおろしました」は、「安心」よりも感情的なニュアンスが強く、より深い安心が得られた時に使います。

例文:

・お客様からのご承認をいただき、安堵いたしました。

・この企画が予定通りに進んでいると聞き、安堵いたしました。

・取引先との契約が無事にまとまり、胸をなでおろしました。

・予定していたプレゼンが無事に終了し、ようやく胸をなでおろしました。

「安心いたしました」の言い換え・類語

「安心いたしました」は、ビジネスシーンで相手に感謝の気持ちを伝えつつ、自分が安心したことを伝える丁寧な表現です。状況に応じて使い分けることで、より丁寧で気持ちが伝わります。

「一安心いたしました」

意味:ひとまず安心した気持ちを表す丁寧な表現です。目上の人や丁寧な言葉遣いを求められる場面で適しています。

読み方:ひとあんしんいたしました

例文:検査結果が問題なかったと聞いて、一安心いたしました。

「安堵しました」

意味:心配や不安が解消されて心が落ち着く状態を表す言葉です。目上の人や丁寧な言葉遣いを求められる場面で適しています。

例文:無事のご報告ありがとうございます。安堵いたしました。

「ほっといたしました」

意味:「ほっといたしました」は、「安心した」「ほっとした」という意味の丁寧な表現です。

例文:大変心配しておりましたが、無事解決されてほっといたしました。

「気が楽になりました」

意味:悩みや不安が解消されて、気持ちが軽くなったことを表します。

例文:ご心配をおかけしましたが、なんとか問題が解決しました。おかげさまで気が楽になりました。

「胸を撫で下ろしました」

意味:心配ごとが解消されて安堵する様子のことです。

例文:心配していた同僚が元気になったと聞いて、胸を撫で下ろしました。

まとめ

「安心いたしました」は、ビジネスシーンでよく使われる表現ですが、単に安心を伝えるだけでなく、相手への配慮や丁寧さが求められます。状況や相手に合わせた表現を選び、具体的な内容や感謝の気持ちを伝えることで、より丁寧で、好印象になります。ぜひ使ってみてください。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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えりのビジネスコミニュケーションブログ「えり♡コミ」
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