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「頑張ってください」の丁寧な言い換え・ビジネスシーンで使える敬語表現

言葉遣い

ビジネスシーンで目上の人に「頑張ってください」と伝えたい時、どんな言葉を選べば良いか悩んだことはありませんか?「頑張ってください」はカジュアルな言葉のため、目上の方には不適切な場合も。この記事では、目上の人へ「頑張ってください」と伝える際に使える、丁寧で適切な言い換え表現や使い方を、具体的な例文とともにわかりやすく解説します。

「頑張ってください」って、丁寧そうな気がするけど、上司には使わない方がいいのですか?

「頑張ってください」は、少しカジュアルな言葉です。より丁寧な言葉もあるので、知っておくといいですよ♡

例えば「ご成功をお祈りしています」「ご活躍をお祈り申し上げます」などがあります。ビジネスシーンで使える頑張ってくださいの言い換えや使い方をぜひ参考にしてください。

「頑張ってください」の意味と使い方

頑張ってくださいは、相手に何かを達成してほしい、あるいは困難な状況を乗り越えてほしいという願いを込めてかける言葉です。

ビジネスシーンでは、同僚や親しい人に対して使うことが多い表現です。

例文

・同期の〇〇さんに:来週の会議、成功を祈ってます。頑張ってください!

・親しい先輩に対して:新しい企画が始まるんですね。頑張ってください!

「頑張ってください」を目上の人に使わない理由

「頑張ってください」を目上の人に使わない理由です。

「頑張ってください」の意味は、「努力してください・耐え抜いてください」という意味合いのため。

「ください」は敬語表現ですが、命令形です。

上から目線に受け取られる可能性があるからです。

そうなのですね。知らなかった…

では、どうしたら良いのでしょうか?

どんな言葉に言い換えれば相手に失礼なく、印象を良くできるのか?

「頑張ってください」の言い換え・ビジネスシーンで使える!

「頑張ってください」という言葉は、失礼な言葉ではないのですが、目上の人に対しては、より丁寧で敬意を払った表現を選ぶことで、お互い良いコミュニケーションが図れます。

「頑張ってください」の言い換えを使えるようにしましょう

頑張ってくださいを目上の人や上司に対して言い換えしてみましょう。

・ご成功をお祈りしております

・ご活躍をお祈り申し上げます

・ご健闘をお祈り申し上げます

・ご発展をお祈りしております

・ご健闘を祈念(きねん)しております

例文

・◯◯の目標達成を祈念しております。

・一層のご活躍をお祈り申し上げます。

・益々のご活躍をお祈り申し上げます。

・◯◯プロジェクトの成功を祈っております。

・◯◯試験に向けて、ご健闘をお祈り申し上げます。

【取引先での会話・その1】

取引先の人
取引先の人

年内中に弊社では、新規事業を立ち上げします。

<br>

新規事業の立ち上げ、ご発展をお祈り申し上げます。

ご発展とは、企業に向けて使う言葉です。

【社内での会話・その2】

後輩
後輩

先輩、今日の会議の進行役ですね。応援しています。

親しい先輩
親しい先輩

ありがとう。頑張ります。

親しい先輩には「応援しています」を使うことで、より親しみや温かみのある応援の気持ちを伝えられていますね。

【上司が新しいプロジェクトのリーダーに任命された時】

部下
部下

ご活躍をお祈りしております。新規プロジェクトの成功に向けて、全力でサポートさせていただきます

上司
上司

どうもありがとう。一緒に頑張っていきましょう。

「頑張ってください」の言い換えで「期待しています」は正しい?

「頑張ってください」の言い換えで「期待しています」正しい使い方でしょうか?

状況はーーー

上司が異動することになりました。

その時、あなたは上司に対して「新しい職場でのご活躍を期待しています」と言いました。これは適切な使い方でしょうか?

答えはハートをクリックしてください♡♡♡

「新しい職場での一層のご活躍をお祈り申し上げます」「新天地でのご健闘をお祈り申し上げます」を使いましょう。「期待しています」は目上の人が目下の人に使う表現です。

使っている人は気をつけましょう♡

「頑張ってください」の言い換えで「お励みください」は正しい?

「頑張ってください」の言い換えで「お励みください」は、正しい使い方でしょうか?

状況はーーー

上司が昇進試験を受験することになりました。

その時、あなたは上司に対して「試験に向けてお励みください」と言いました。これは適切な使い方でしょうか?

答えはハートをクリックしてください♡♡♡

「ご成功を心からお祈り申し上げます」「昇進試験の合格を心からお祈り申し上げます」を使いましょう。「お励みください」は目上の人が目下の人に使う表現です。

「期待しています」「お励みください」とは目上の人に使うのは控えましょう。

「頑張ってください」は、友達に言っているみたいで、失礼ではないかと違う言い方に悩みます。

そうですね。「頑張ってください」は丁寧語の敬語表現ですが。親しい人に使います。上司や目上の人に対しては、より丁寧な表現を使いましょう。

「頑張ってください」の言い換え

「頑張ってください」の違う言い方についてみていきましょう。

「陰ながら応援しております」

「陰ながら応援しております」とは「ひそかに応援しています」「みえないところで応援しています」という意味です。

例文

・プレゼンが成功しますことを、陰ながら応援しております。

・遠く離れて寂しいですけど、陰ながら応援しております。

「お大事になさってください」

「お大事になさってください」とは、上司や取引先の人の、体調や怪我を心配する時に使います。

例文

・くれぐれもお大事になさってください。

・体調を崩しやすい時期ですので、お大事になさってください。

「ご自愛ください」

「ご自愛ください」とは、上司や取引先の人の、体調や怪我を心配する時に使います。

※病気にかかったり、怪我をしている人には使用できません。

例文

・体調を崩しやすい時期ですので、どうかご自愛くださいませ。

・季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、ご自愛くださいませ。

まとめ

「頑張ってください」目上の人に使う時の言い換えについて紹介しました。目上の人への「頑張ってください」の言い換え表現は、相手との関係や状況によって使い分けていきましょう。ポジティブな言葉ですので、具体的な目標や行動を述べて応援の気持ちを伝えることもできます。ご参照いただけましたら幸いです。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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