新年が明けて数日経ち、「まだ新年の挨拶メールを送っていない…」と気になっている方。「遅れて送ると失礼にあたるのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、適切な配慮をすれば問題ありません。本記事では、新年の挨拶メールが遅れてしまった場合に、上司・取引先など相手別に使える例文をご紹介します。あわせて、失礼にならないためのマナーや書き方のポイントも解説します。

新年の挨拶メールは遅れても送る意味があること♡
新年の挨拶メールは遅れても大丈夫!送る意味がある3つの理由
- 信頼関係をつなぐ:挨拶がないまま業務に入るよりも、一言添えることで誠実な印象を持ってもらいやすくなります。
- 感謝を改めて伝えられる:昨年のお礼を改めて伝える、自然なきっかけになります。
- 今年のやり取りをスムーズに始められる:「本年もよろしくお願いします」の一言が、その後の仕事を進めやすくします。

新年の挨拶メールはいつまでなら間に合う?
新年の挨拶は「いつまでなら失礼にあたらないのか」と迷いやすいもの。本章では、ビジネスメールでも自然に使える新年挨拶の目安時期と、1月15日以降の対応方法をわかりやすく解説します。

いつまでなら「新年の挨拶」として自然?
新年の挨拶メールは、一般的に仕事始めから1週間以内、もしくは1月15日頃までであれば、新年の挨拶として違和感なく送ることができます。
この時期であれば、「新年のご挨拶が遅くなりました」といった一言を添えることで、ビジネスメールとしても自然な印象になります。
1月15日を過ぎた場合はどうする?
1月15日を過ぎてしまった場合は、「新年の挨拶」に強くこだわらず、通常の業務連絡に一言添える形に切り替えるのがおすすめです。
また、時期によっては「寒中見舞い」として送ることで、より季節感のある丁寧な印象になります。

新年の挨拶メールは、遅れても送ること自体は失礼ではありません♡
遅れた新年の挨拶メールで絶対に守るべき4つのマナー
1月中旬以降に新年の挨拶メールを送る際に意識したい、基本的なマナーを4つに整理しました。ひと言の配慮で、丁寧で好印象な挨拶につながります。
・ひと言添えた挨拶にする
「遅ればせながら」「年始のご挨拶が遅くなりましたが」など、気遣いが伝わる表現を添えましょう。
・件名で用件が伝わるようにする
「新年のご挨拶」「年始のご挨拶の件」など、内容がひと目で分かる件名がおすすめです。
・お祝いにふさわしい言葉を選ぶ
新年の挨拶では、「去年」ではなく「昨年」「旧年」を使うなど、明るく丁寧な表現を心がけましょう。 例:「昨年は大変お世話になりました」
・個別送信で気持ちを伝える
宛名や一文を相手に合わせることで、より心のこもった印象になります。

不幸や衰退を連想させる言葉:「終わる」「切れる」「衰える」「失う」「倒れる」「枯れる」「病む」などお祝いの場にふさわしくないとされています。
【相手別】遅れても失礼にならない新年の挨拶メール例文
新年のご挨拶が遅れてしまうこともあるかと思います。忙しい年始や予期せぬ事情で間に合わなかった場合でも、挨拶を送ることで感謝や気持ちを伝える大切な機会になります。遅れてしまったことへのお詫びの言葉を一言添えてみましょう。
取引先へのメール例文
1例:件名:新年のご挨拶(株式会社〇〇 氏名)
本文
松の内も過ぎましたが、改めまして新年のご挨拶を申し上げます。 本来であれば早々にお伺いすべきところ、遅れまして大変失礼いたしました。 昨年は多大なるご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。 本年も貴社のご期待に沿えるよう、誠心誠意努めて参ります。

2例:件名:新年のご挨拶のご連絡(株式会社〇〇 氏名)
本文
いつも大変お世話になっております。
年始のご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。
松の内も過ぎましたが、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
昨年は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も貴社のご発展に貢献できるよう、誠心誠意努めて参りますので、
変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
貴社のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
上司・目上の人へのメール例文
上司・目上の人へ遅れて新年の挨拶を送る場合は、まずお詫びの一言を添えたうえで、昨年のお礼と今年への意欲を簡潔に伝えることが大切です。形式張りすぎず、誠意が伝わる文面を心がけましょう。

新年のご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。
昨年は〇〇の業務において、温かいご指導を賜り誠にありがとうございました。
本年もご期待に添えるよう、より一層努めてまいります。

昨年のお礼と、今年への抱負やご指導のお願いなどを簡潔に述べます。
新年のご挨拶が遅れましたこと、申し訳ございません。
昨年は格別のご指導を賜り、誠にありがとうございました。
本年もご期待に沿えるよう、一層精進して参ります。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、〇〇さんのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

1月下旬(15日以降)の新年挨拶は「業務連絡に添える」が基本
1月15日の小正月を過ぎる頃には、仕事のやり取りもすっかり通常モードに戻っています。この時期の新年挨拶は、単体の挨拶メールとして送るよりも、業務連絡の冒頭にさりげなく添える方が自然で好印象です。
新年の挨拶を無理に独立させるのではなく、実務の流れの中で気持ちを伝えることで、相手にも負担をかけず、配慮した印象になります。
「挨拶メール」から「挨拶を添えた業務メール」への切り替え方
15日以降は、件名を「新年のご挨拶」ではなく、本来の用件(打ち合わせ、資料送付など)に設定します。
本文の冒頭で「遅ればせながら」と一言添えて新年の挨拶を済ませ、そのまま通常の業務連絡へ入る流れがおすすめです。

【例文】15日以降に送る「業務連絡+新年挨拶」メール
件名:
【〇月〇日お打ち合わせの件】株式会社〇〇(氏名)
本文:
〇〇株式会社〇〇様
いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の△△です。
年始のご挨拶が遅くなりましたが、本年も変わらぬお引き立てのほど、
よろしくお願い申し上げます。
さて、件名の〇〇の件につきまして、下記の通りご連絡いたします。
(以下、通常の業務連絡へ)
まとめ
新年の挨拶メールは、多少遅れてしまっても、送らないままにする必要はありません。大切なのは、遅れたことへの配慮を一言添えつつ、感謝と今後の姿勢を丁寧に伝えることです。
仕事始めから1週間以内、または松の内(1月15日)頃までであれば、新年の挨拶として自然に送ることができます。もし15日を過ぎてしまっても、「寒中見舞い」に切り替えるなど文面を工夫すれば、ビジネス上の失礼にあたることはありません。
「遅れてしまったから…」と迷うよりも、今のタイミングで気持ちを伝えることが、信頼関係をつなぐ第一歩になります。本記事の例文やマナーを参考に、無理のない形で新年の挨拶メールを送ってみてください。


