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「頑張ってください」目上の人への言い換えとは?違う言い方を紹介

言葉遣い

ビジネスシーンで目上の人に「頑張ってください」と伝えたい時、どんな言い方をすればよいのでしょうか?

「頑張ってください」は、親しい人や部下に対して応援をする時によく使われる言葉です。しかし、ビジネスシーンや目上の人に対しては、より丁寧な表現を使うことが大切です。例えば「ご成功をお祈りしています」「ご活躍をお祈り申し上げます」などがあります。

このブログでは、ビジネスシーンで使える頑張ってくださいの言い換えや使い方、詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

「頑張ってください」の意味

頑張ってくださいの意味についてみていきましょう。

「頑張ってください」
・努力してください
・耐え抜いてください

※「頑張ってください」は敬語ですが、カジュアルな言葉のため相手との関係性を考えて使いましょう。

「頑張ってください」を目上の人に使わない理由

「頑張ってください」を目上の人に使わない理由です。

1)「頑張ってください」の意味は、「努力してください・耐え抜いてください」という意味合いのため


2)「ください」は敬語ですが、命令形であるため


「頑張ってください」上司や目上の人、取引先の人に対して使わないようにしましょう。

次は、ビジネスシーンでよく聞く言葉をピックアップしてみました。

「頑張ってください」の言い換え「期待しています」は正しい?

次の例文「頑張ってください」の言い換えは正しい使い方でしょうか?

状況はーーー

上司が異動することになりました。

その時、あなたは上司に対して「新しい職場でのご活躍を期待しています」と言いました。これは適切な使い方でしょうか?

答えはハートをクリックしてください♡♡♡

「新しい職場での一層のご活躍をお祈り申し上げます」「新天地でのご健闘をお祈り申し上げます」を使いましょう。「期待しています」は目上の人が目下の人に使う表現です。

使っている人は気をつけましょう♡

「頑張ってください」の言い換え「お励みください」は正しい?

次の例文「頑張ってください」の言い換えは正しい使い方でしょうか?

状況はーーー

上司が昇進試験を受験することになりました。

その時、あなたは上司に対して「試験に向けてお励みください」と言いました。これは適切な使い方でしょうか?

答えはハートをクリックしてください♡♡♡

「ご成功を心からお祈り申し上げます」「昇進試験の合格を心からお祈り申し上げます」を使いましょう。「お励みください」は目上の人が目下の人に使う表現です。

「期待しています」「お励みください(おはげみください)」の使い方

「期待しています」「お励みください」とは目上の人に使用することは控えましょう。


「期待しています」とは相手の成果を期待することであり、目上の人が目下の人に使う表現です。

「お励みください」とは「頑張ってください」という意味であり、目上の人が目下の人に使う表現です。

「頑張ってください」は、友達に言っているみたいで、失礼ではないかと違う言い方に悩みます。

そうですね。「頑張ってください」は丁寧語ですが親しい人に使います。上司や目上の人に対しては、より丁寧な表現を使いましょう。では、一緒にみていきましょう。

「頑張ってください」の違う言い方についてみていきましょう。

「頑張ってください」の言い換えと例文

頑張ってくださいを上司や目上の人に対して言い換えしてみましょう。

・ご成功をお祈りしております

・ご活躍をお祈り申し上げます

・ご健闘をお祈り申し上げます

・ご健闘を祈念(きねん)しております

・ご発展をお祈りしております

例文についてみていきましょう。

・◯◯プロジェクトの成功を祈っております。

・◯◯の目標達成を祈念(きねん)しております。

・新しい企画のご成功をお祈りしております。

・一層のご活躍をお祈り申し上げます。

・◯◯試験に向けて、ご健闘をお祈り申し上げます。

・益々のご活躍をお祈り申し上げます。

【取引先での会話・その1】

取引先の人
取引先の人

年内中に弊社では、新規事業を立ち上げします。

<br>

新規事業の立ち上げ、ご発展をお祈り申し上げます。

ご発展とは、企業に向けて使う言葉です。

【社内での会話・その2】

後輩
後輩

先輩、今日の会議の進行役ですね。応援しています。

親しい先輩
親しい先輩

ありがとう。頑張ります。

親しい先輩には「応援しています」を使うことで、より親しみや温かみのある応援の気持ちを伝えられていますね。

【上司が新しいプロジェクトのリーダーに任命された時】

後輩
後輩

ご活躍をお祈りしております。新規プロジェクトの成功に向けて、全力でサポートさせていただきます

上司
上司

どうもありがとう。一緒に頑張っていきましょう。

「陰ながら応援しております」意味と例文

「陰ながら応援しております」とは「ひそかに応援しています」「みえないところで応援しています」という意味です。

・遠く離れて寂しいですけど、陰ながら応援しております。

・プレゼンが成功しますことを、陰ながら応援しております。

「お大事になさってください」意味と例文

「お大事になさってください」とは、上司や取引先の人の、体調や怪我を心配する時に使います。

・くれぐれもお大事になさってください。

・体調を崩しやすい時期ですので、お大事になさってください。

「ご自愛ください」意味と例文

「ご自愛ください」とは、上司や取引先の人の、体調や怪我を心配する時に使います。

※病気にかかったり、怪我をしている人には使用できません。

・季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、ご自愛くださいませ。

・体調を崩しやすい時期ですので、どうかご自愛くださいませ。

「お気をつけていってらっしゃいませ」意味と例文

「お気をつけていってらっしゃいませ」とは、上司が出張や取引先に行く際に、見送りの際に使う表現です。

・お暑いので、どうぞ、お気をつけていってらっしゃいませ。

・本日のご出張、お気をつけていってらっしゃいませ。

まとめ

「頑張ってください」目上の人に使う時の言い換えについて紹介しました。目上の人への「頑張ってください」の言い換え表現は、相手との関係や状況によって使い分けていきましょう。

ポジティブな言葉ですので、具体的な目標や行動を述べて応援の気持ちを伝えることもできます。ご参照いただけましたら幸いです。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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えりのビジネスコミニュケーションブログ「えり♡コミ」
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