思いがけず暑中見舞いが届くと、「すぐにお返事を出さなきゃ!」と少し焦ってしまいますよね。「立秋を過ぎてしまったらどうすればいい?」「お礼の言葉はどう添えれば自然かな?」と迷うこともあるかもしれません。
この記事では、暑中見舞いの返信を送る時期の目安や、お返事に込めるフレーズの組み立て方、ビジネスでも使えるそのまま使いやすい例文をご紹介します。お相手の気遣いにそっとお返しをする気持ちで、ぜひ参考にしてみてくださいね。

暑中見舞いの返信は、できるだけ早く出しましょう。目安は立秋(8月7日頃)までです。
暑中見舞いの返信はいつまでに送る?
暑中見舞いをいただいたら、できるだけ早めにお返事を出すのが安心です。送る時期によって、挨拶の言葉が「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと変わります。

↓暑中見舞い・残暑見舞いの時期について
7月20日頃~8月6日頃: 暑中見舞いとして返信
8月7日頃~8月末頃: 残暑見舞いとして返信
立秋(8月7日頃)を迎えると、暦の上では秋に入ります。もしお返事が8月7日以降になってしまったり、届くのが8月7日を過ぎそうだったりする場合は、「残暑お見舞い申し上げます」と言葉を変えて送ると自然です。
「お返事が少し遅くなってしまった…」という場合でも、残暑見舞いとしてお礼のひとことを添えて送れば、お相手にも思いやりがしっかり伝わりますよ。
▼暑中見舞いの時期や基本マナーを整理したい方に
「いつからいつまでに届けるのが正解?」「お盆との関係は?」といった疑問をスッキリ解決します。

▼残暑見舞い|立秋を過ぎてから届ける挨拶文を探している方に
8月7日頃を過ぎたら残暑見舞いに切り替わります。時期に合わせたフレーズを詳しくまとめています。


暑中見舞いの返信に書く内容
「暑中見舞い」のお返しの文章は、基本的に以下の流れに沿って書くと、すっきりまとまります。


↓ブロックごとに色分けで解説しています。
お見舞いの挨拶
①「暑中お見舞い申し上げます」(8月7日以降は「残暑お見舞い申し上げます」)
まずは冒頭に季節のご挨拶を大きめの文字で記載します。
お便りをいただいたお礼
② 「このたびは丁寧なお見舞い状をいただき、誠にありがとうございました」
お便りを届けてくれたことへの感謝をひとこと添えます。
相手の健康を気遣う言葉・こちらの近況を伝える
③「連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」 「おかげさまで、私どもも元気に夏を過ごしております」
お相手の体調を労いながら、こちらの無事や近況を短く伝えます。
結びの言葉
④「暑さはもうしばらく続きそうですので、どうぞ無理なさらずご自愛くださいね」
最後にお相手の健康や無事を願う言葉で締めくくります。
日付
⑤「令和〇年 盛夏」(残暑見舞いの場合は「令和〇年 立秋」や「令和〇年 晩夏」)
具体的に「○月○日」と書かず、季節を表す言葉を置くのが一般的です。
【注意点】
- 句読点(、。)は使用しない:暑中見舞いや年賀状など季節の挨拶状では、句読点を使わないのが慣例です。
- 手書きがより丁寧:印刷も増えていますが、手書きはより心のこもった印象になります。一言でも手書きでメッセージを添えると良いでしょう。
- メールの場合:はがきと同様に基本的なマナーは変わりません。件名で内容がわかるようにしましょう。
暑中見舞い|ビジネスメールでの送り方や注意点を知りたい方に
会社宛てや取引先宛てに送る際のメール件名の付け方や、失礼のない文面作りをまとめています。


暑中見舞いと残暑見舞いは、両方送った方がいいのですか?

どちらか一方で大丈夫ですよ。季節のご挨拶は、相手の近況を伺い、健康を気遣うためのものですから、両方送る必要はありませんよ。
すぐに使える|暑中見舞いの返信例文集
夏の挨拶として受け取った暑中見舞い。ここでは、ビジネスシーンで役立つ暑中見舞いのお礼メッセージを、はがきとメールどちらでも使える例文とともにご紹介します。

例文は、読みやすくするために句読点をつけています。
ビジネス・取引先向けのお返し例文

【基本の丁寧な文面】
件名:暑中お見舞いのお礼(株式会社〇〇 [あなたの氏名])
暑中お見舞い申し上げます。
このたびはご丁寧なお見舞いを頂戴し、誠にありがとうございました。 平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
厳しい暑さが続いておりますが、貴社の皆様におかれましては健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。 おかげさまで弊社一同も元気に業務に励んでおります。
まだしばらく猛暑が続くようですので、どうぞお体を大切にお過ごしください。 今後とも変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
【立秋を過ぎて残暑見舞いとして返す場合】
件名:残暑お見舞いのお礼(株式会社〇〇 [あなたの氏名])
残暑お見舞い申し上げます。
このたびは心温まる暑中見舞いをいただき、誠にありがとうございました。 お礼のご挨拶が遅くなり、残暑見舞いにて失礼いたします。
暦の上では立秋を過ぎましたが、相変わらず厳しい暑さが続いておりますね。〇〇様はお変わりなくお過ごしでしょうか。 おかげさまで私どもも無事に夏を乗り切っております。
夏の疲れが出やすい時期ですので、どうぞご無理なさらないでください。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
プライベート・友人向けのお返し例文

【親しい友人へ(LINEやはがき)】
暑中お見舞い申し上げます☀️
素敵なお便りをありがとう!とても嬉しかったです。
毎日暑い日が続いているけれど、元気に過ごしていますか?
私はおかげさまで元気にしています。
まだまだ暑さが続きそうなので、体調に気をつけて過ごしてくださいね。
また落ち着いたら、ゆっくり会えるのを楽しみにしています。
【時期が遅れて残暑見舞いとして返す場合】
暑中見舞いありがとう!
毎日暑いけれど、元気にしてる?
私は変わらず元気に過ごしています。
また時間が合うときに、ゆっくりおしゃべりしようね。
暑い日が続くので、体調には気をつけてね!
まとめ
暑中見舞いのお返事は、完璧なマナーや形式にこだわりすぎることよりも、「お便りをくれて嬉しかったよ」「そちらも体に気をつけてね」という気持ちを伝えることが一番大切です。
もし立秋を過ぎてしまっても諦めず、残暑見舞いとして一言添えて送れば、お相手にもその優しさがまっすぐ届きます。今回ご紹介した例文を参考に、使いやすい言葉を選んでお返事を届けてみてくださいね。


