「感謝してもしきれない」ビジネスシーンでの使い方・言い換え【例文付き】

感謝の気持ちを十分に伝えたい時、深く感謝したい時ってありますよね。そんな時、あなたはどのように伝えていますか？

ビジネスシーンでは、仕事やプロジェクトを進めていく中で、相手に感謝する機会は少なくありません。しかし、感謝の気持ちを十分に伝えたいと思っても、うまく言葉にできないこともあるかと思います。

そこで今回は、ビジネスシーンで使える「感謝してもしきれない」の使い方や言い換えについて、詳しく解説します。感謝の気持ちを十分に伝えたい、うまく言葉にできない、より丁寧に伝えたい時にぜひ参考にしてください。

「感謝してもしきれない」の意味

「感謝してもしきれない」とは、非常に深い感謝の気持ちを示します。

感謝の度合いが非常に深く、その感謝の大きさや深さを言葉で十分に表現できないほどだという意味です。言葉では足りないほどの深い感謝を伝える時に使う表現です。

そのため使うシーンは、以下のような場合になります。

・目上の人に、感謝の気持ちを伝えたい時

・人生を変えるくらいの大きな恩をいただいた時

・困っているときに、親身になって助けてもらった時

「感謝してもしきれない」を使う時

ビジネスシーンで「感謝してもしきれない」を使う時とは、どんな時でしょうか？下記の状況で使われることが多くあります。

「感謝してもしきれません」は丁寧な敬語表現のため、目上の人に使いましょう。

A) 目上の人からアドバイスをもらって試験に合格

B）取引先からサポートを受けた時

C）退職や転職時の挨拶

上記のシーンで「感謝してもしきれない」を使った文章を考えてみましょう。

A) 目上の人からアドバイスをもらって試験に合格

答えはハートをクリックしてください♡♡♡

「先輩のアドバイスのおかげで、試験に合格することができました。感謝してもしきれません。どうもありがとうございます」

B) 取引先にからサポートを受けた時

答えはハートをクリックしてください♡♡♡

「この度は、品質改善にご協力いただき、誠にありがとうございました。貴社のご支援により、お客様からの評価が向上し、ビジネスの拡大につながりました。私どもとしては、感謝してもしきれません」

C) 退職や転職時の挨拶

答えはハートをクリックしてください♡♡♡

「入社してから、皆様のお世話になり、感謝してもしきれません。これまでの経験を活かして、新しい職場で活躍できるよう、頑張ります。今までどうもありがとうございました」

使えるようになるといいこと

「感謝してもしきれない」「感謝してもしきれません」を使えるようになると、

・感謝の気持ちをより深く伝えることができる

・信頼関係や協力の構築

※お互いに感謝の気持ちを共有することで、協力関係が構築されます。相手もまた、喜ばれることで良い仕事を続けたいという気持ちになります。人間関係を円滑にする効果があります。モチベーションアップにもなりますね。

「感謝してもしきれない」の例文

「感謝してもしきれない」「感謝してもしきれません」の例文をみていきましょう。

・ご指導のおかげで、私はここまで成長することができました。本当に感謝してもしきれません。

・いつも私のことを見守ってくださり、ありがとうございます。本当に感謝してもしきれません。

・先輩のおかげで、私は無事に仕事に復帰することができました。感謝してもしきれません。


・本当に感謝してもしきれません。おかげさまで、今回の困難な状況を乗り越えられました。


・皆さんのおかげで、今回の企画を達成することができました。感謝してもしきれないです。

【社内での会話】

「感謝してもしきれない」を使う時のポイント

上記の会話では、

1. 具体的な理由を述べる: 試験に合格できた理由が「先輩のアドバイス」にあることが明確に伝わり、感謝の気持ちが伝えやすくなります。



2. 謙虚で丁寧な表現: 「感謝してもしきれません。どうもありがとうございます」という表現は、謙虚で誠実な感謝の気持ちを伝えています。

具体的な理由を述べ、謙虚で丁寧な表現で、相手への配慮をすることで、効果的に感謝の気持ちを伝えることができます。

「感謝してもしきれない」の言い換え

「感謝してもしきれない」「感謝してもしきれません」の言い換えをする際は、相手や状況に合わせて、適切な表現を選ぶことが大切です。

目上の人や取引先に対しては、より丁寧な言い回しを使うとよいでしょう。

・ご厚意に、心から感謝しています。

・無事に成功させることができました。改めて、心よりお礼申し上げます。

・今回のプロジェクトの成功は、貴社のご協力があってこそです。 深く感謝いたします。

・いつも熱心にご指導してくださり、心から感謝申し上げます。

・いつも優しく接してくださり、心から感謝しています。

・温かいお言葉に、いつも励まされています。感謝の気持ちでいっぱいです。

・ご指導とお力添えに感謝しております。

・私が困った時にサポートしてくださり、本当にありがとうございます。感謝の言葉が見つかりません。

・ご指導いただき、感謝の念に堪えません。

・今回の件について、先輩には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

「感謝の気持ちでいっぱいです」は敬語表現ですが、親しい人や同僚に対して使いましょう。

「感謝申し上げます」と一緒に「心から」「心より」「深く」を使うことでより感謝の気持ちが強調されます。

「感謝の念に堪えません」は、文書や、かしこまったシーンで使います。

「感謝しかありません」正しい使い方ですが、この表現が好まれていない方もいらっしゃるので、ビジネスシーンでは、考えて使うようにしましょう。

相手や状況に合わせて、適切な言葉や表現を選んで、効果的に感謝の気持ちを伝えてみましょう。

まとめ

「感謝してもしきれない」は、感謝の気持ちが非常に大きいことを表現する言葉です。ビジネスシーンで使う場合は、使い方に注意して、相手に気持ちが伝わるようにしましょう。