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「不参加でお願いします」ビジネスで使える!相手に失礼なく断るコツ【例文付き】

言葉遣い

「参加したいけれど、都合が合わない…」ビジネスシーンでのお誘いは嬉しいものですが、断らなければならない時もありますよね。しかし、「不参加でお願いします」とストレートに伝えるのは少し気が引けます。この記事では、そんな時のために、相手に失礼なく「不参加」を伝えるためのコツと「不参加」「欠席」の使い分けについて例文とあわせてご紹介します。

「不参加でお願いします」の意味と敬語

「不参加でお願いします」は、集まりやイベントなどに参加しないことを相手に伝える際に使う丁寧な表現です。

「不参加」は参加しないことです。

【敬語】

「お願いします」の「お」は謙譲語です。「ます」は丁寧語になります。

「不参加でお願いします」の使い方と例文

「不参加でお願いします」は、集まりやイベントなどに参加しないことを相手に伝える際に使う一般的な表現ですが、目上の人や上司に対して使うには、より丁寧な言い回しを選ぶことが望ましいです。

ミーティングの参加を辞退する場合

例文:〇〇のキックオフミーティングですが、別件の対応が優先となり、不参加でお願いします

イベントへの参加を辞退する場合

例文:お客様との懇親会ですが、残念ながら体調不良のため、不参加でお願いします

飲み会・食事会への参加を辞退する場合

例文:〇〇さんの歓迎会ですが、残念ながら都合がつかず、不参加でお願いします

「不参加でお願いします」の丁寧な言い換え♡

例文

・この度は、お誘いいただきありがとうございます。大変恐縮ですが、今回は都合がつかず、参加することが難しいです。またの機会にはぜひご一緒させていただきたいです。

・この度は、お誘いいただきありがとうございます。大変恐縮ですが、今週は残業が多く、残念ながら参加することが難しい状況です。また別の機会にご一緒できれば幸いです。

・ご招待いただき、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。しかしながら、今回は都合がつかず、誠に申し訳ございませんが、不参加とさせていただきます。

「不参加でお願いします」よりも、「欠席いたします」のほうが丁寧な言葉だから、「欠席いたします」を使えば良いかと思ったのですが。

丁寧な言葉遣いを心がけて良いですね。確かに「欠席いたします」は丁寧な表現の一つです。しかし、「不参加」「欠席」は状況によって使い分けることが大切なんです。

「不参加」と「欠席」の使い分け

「不参加」「欠席」は、どちらも何かに参加しないことを表しますが、ニュアンスが少し異なります。

不参加:社内の飲み会や同好会、イベントや集まりに対して使います。

例:「会議には不参加でお願いします」(席があろうがなかろうが、参加しないことを伝える)

欠席:出席が予定されていたものや、席が用意されていたり、役割が与えられていたような場合に、その場を欠けることを表します。

「欠席」とは、本来出席する予定だった席を欠くと考えるとわかりやすいです。

「いたします」は「する」の謙譲語です。

↑わかりやすいですね♡

ビジネスシーンでは、どちらを使うか迷った場合は、より丁寧な表現である「欠席いたします」を選ぶ方が無難です。特に会議など、出席が期待される場合は、「欠席」を用いることで、相手への配慮を示すことができます。

「不参加でお願いします」ビジネス使える丁寧な言い換え8選

「不参加でお願いします」という直接的な表現は、少し失礼に感じられる場合や、相手に配慮が足りないと思われる場合もあります。特に相手との関係性や場面によって、より丁寧な表現を選ぶことが大切です。

「不参加でお願いします」の言い換え♡

1)恐れ入りますが、今回は見送らせていただきます。

→「見送る」を使うことで、丁寧かつ控えめな表現になります。

2)今回は都合がつかず、参加を見合わせていただきます。

→「見合わせる」を使うことで、やんわりと断るニュアンスを含められます。

3)せっかくのお誘いですが、今回は遠慮させていただきます。

→「遠慮する」と表現することで、相手のお誘いをありがたく思っていることを伝えつつ、辞退の意思を表します。

4)申し訳ございませんが、今回は参加を控えさせていただきます。

→「控えさせていただく」は、柔らかく断るニュアンスです。

5)あいにく今回は出席が難しいため、欠席とさせていただきます。

→「あいにく」を使うことで、状況的に参加が難しいことを伝え、相手に理解を促します。

6)お誘いいただきありがとうございます。残念ながら、今回は参加できかねます。

→感謝の言葉を先に述べ、参加できないことをやんわりと伝える表現です。

7)今回は〇〇の都合で、参加を見送らせていただきます。

→理由を言うことで、やむを得ず辞退することを伝えられます。

8)今回の参加については、日程等の調整が難しいため、見送らせていただければ幸いです。

→「〜れば幸いです」は相手がその願いや提案を受け入れてくれることを願う丁寧な言葉です。

まとめ

「不参加でお願いします」は、丁寧な断り方としてビジネスシーンでよく使われますが、状況や相手との関係性に合わせて、より適切な表現を選ぶことが大切です。この記事で紹介した例文を参考に、相手に失礼のない、丁寧な断り方を心がけましょう。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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えりのビジネスコミニュケーションブログ「えり♡コミ」
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