お世話になった上司の退職や、親しい同僚の異動。「最後は失礼のない、丁寧な言葉で締めくくりたい」と思ったときに欠かせないのが「お祈り申し上げます」というフレーズです。 しかし、相手との関係性やシーンによって、セットで使うべき言葉(ご活躍・ご健勝など)は変わります。この記事では、退職・異動・昇進などの送別シーンですぐに使える具体的な例文を相手別にまとめました。感謝の気持ちを正しく伝えるための参考にしてください。
「お祈り申し上げます」は結びの言葉として使う
「お祈り申し上げます」は、相手の健康や成功、今後の活躍を願う気持ちを丁寧に伝える表現です。
特に、退職や異動などのお別れの挨拶では、文章の最後(結び)に添える言葉として使われます。

- 今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
送別シーンで使える「お祈り申し上げます」フレーズ集
「お祈り申し上げます」は、相手の幸せや成功を心から願う、ビジネスで最も丁寧な結びの言葉です。シーンに合わせて以下のキーワードと組み合わせて使いましょう。

使い方と例文についてみていきましょう。「お祈り申し上げます」の気持ちを伝えるためのフレーズを、シーン別にまとめた「フレーズ集」です。
退職される方へ(社内・社外)
これまでの労いと、新しい門出を祝う気持ちを込めます。
上司・先輩へ
- 〇〇様のご健勝と、益々のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
- これまでのご指導に深く感謝いたしますとともに、今後のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
取引先へ
- 〇〇様の今後のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 末筆ながら、〇〇様の新たな道でのご健勝とご発展を深くお祈り申し上げます。
- これまでのご指導に深く感謝いたしますとともに、今後のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
異動・昇進される方へ
新天地での成功を後押しするポジティブな表現を選びます。
異動する上司・同僚へ
- 新天地でのさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 新しい環境でも、〇〇様らしくご手腕を発揮されますよう、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
昇進のお祝いに
- この度のご昇進、心よりお祝い申し上げます。今後一層のご活躍を祈念いたします。
【先輩が異動する時】

また一緒に仕事できることを楽しみにしています。 今後ともご活躍をお祈り申し上げます。

どうもありがとうございます。

先輩に対して「今後ともご活躍をお祈り申し上げます」を使っていますね。
病気療養・弔事(お悔やみ)の場合
相手の状況に寄り添う言葉選びが重要です。
療養中の方へ
- 一日も早いご全快を心よりお祈り申し上げます。
お悔やみの場(葬儀など)で
- 〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

昇進や異動の際は「ご活躍」
結婚や出産の際は「ご多幸」
病気や不幸の際は「ご冥福」
就職活動の不採用通知の際は「今後のご活躍」
【相手別】メッセージの作り方と注意点
送る相手との距離感によって、表現の「硬さ」を調整するのがマナーです。
| 送る相手 | おすすめの表現 | ニュアンス |
| 上司・取引先 | 〜お祈り申し上げます | 最もフォーマルで間違いのない表現 |
| 同僚・後輩 | 〜お祈りしています | 少し柔らかく、親しみがこもった表現 |
| 親しい仲 | 〜願っています/応援しています | す事務的にならず、温かみのある表現 |

会社(組織)に対しては「ご発展」、個人に対しては「ご活躍」や「ご健勝」を使うのが正解です。
「お祈り申し上げます」の言い換えバリエーション
「お祈り申し上げます」の言い換えを紹介します。相手との関係性やシーンに合わせて使い分けてみましょう。
▼「祈念いたします」
「お祈り申し上げます」よりもさらに格式高い表現。公式な祝電やスピーチに最適です。
▼「願っております」
少しやわらかい印象で、気持ちを自然に伝えたい時に適した表現です。
例:今後のご活躍を心より願っております。
▼「応援しております」
部下や後輩、親しい相手に向けて、前向きなエールを伝えたい時に使います。
例:新天地でのご活躍を心より応援しております。
まとめ
「お祈り申し上げます」は、退職や異動などのお別れの挨拶で使われる、丁寧な結びの言葉です。
相手の今後の活躍や健康を願う気持ちを伝えることで、より印象の良いメッセージになります。
例文を参考にしながら、相手との関係性に合った表現を選び、心のこもったお別れの挨拶を伝えましょう。



