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「興味深い」ビジネスシーンでの使い方や意味・言い換え【例文付き】

言葉遣い

「興味深い」とは、奥深く、考えさせられる時に使う表現です。好印象な表現ではありますが、使い方によっては失礼な印象を与えてしまうこともあります。この記事では、興味深いの意味や使い方、ビジネスシーンで使える丁寧な言い換え、具体的な例文とあわせて解説します。

「興味深い」って、何か良いこと、すごいことって意味だと思っていました。

「興味深い」は、確かに「興味がある」というポジティブな意味で使うことが多い言葉です。でも、ビジネスシーンでは、相手への敬意を込めて、もう少し具体的に表現することも大切なのです♡

例えば、「〇〇について、もっと詳しく教えていただけますか」「とても興味深いお話でした。〇〇という点に特に感心しました」のように、具体的にどこが良かったのかを伝えるといいでしょう。

「興味深い」の意味と使い方

興味深いの意味は、「面白くて心が惹かれる」「関心がある」という意味合いを持ちます。

興味深いは以下の場面で使われます。

・相手の話や意見に感銘を受けた時
・意見やアイデアに、関心を持った時 などです。

「興味深い」を使った例文

単に興味深いと言うだけでなく、具体的な理由や意見、感想を付け加えると、より丁寧で説得力のある表現になります。(赤いラインの部分です)例文でみていきましょう。

例文

〇〇の点から見ると大変興味深く感じます。

・先輩のご指摘、非常に興味深いです。私も同感です

〇〇企画に大変興味を持っております。ぜひ、ご一緒させていただければ幸いです。

〇〇という点について、非常に興味深く拝見しました。詳しく教えていただけますでしょうか?

【社内での会話】

後輩
後輩

先輩、興味深いご提案ですね。ぜひ詳細を聞かせてください。

親しい先輩
親しい先輩

いいですよ。

後輩
後輩

あと、〇〇の点についても、もう少し詳しく教えていただきたいです。

上の会話は「興味深い」を使った好印象な会話例です。

1)「興味深いご提案」と一言で終わらせずに、「〇〇の点についても」と具体的なポイントを挙げていることで、先輩の発言をしっかりと聞き、理解していることを示しています。

2)「ぜひ詳細を聞かせてください」「もう少し詳しく教えていただきたいです」と、丁寧な言葉遣いで質問していることです。

「興味深いご提案」と率直な感想を述べることで、先輩の発言に対して興味を持っていることを明確に伝え、積極的に話を聞き、理解しようとする姿勢が伝わってきます。

「興味深い」を使う時の注意点です♡

「興味深い」は、相手への関心や好意を示すポジティブな表現です。場合によっては失礼と受け取られることもあります。

【社内での会話】

上司
上司

今回の企画は、〇〇に重点を置きたいと考えています。

部下
部下

興味深いご意見ですね。私もいくつか提案させてください。

上司
上司

興味深いご意見?‥

上の会話をみてみましょう。「興味深い」という言葉を使っていますが、

目上の人が自分の意見や考えを述べている際、「興味深い」という言葉を使うと、相手よりも自分が上の立場にいるような印象を与えてしまうことがあります。

「興味深い」をほかの言葉で言い換えてみましょう♡

「興味深い」ビジネスシーンで使える言い換え

「興味深い」は、一般的にはポジティブな言葉として使われますが、場合によっては失礼と感じられることもあります。ビジネスシーンで使える「興味深い」の言い換えをみていきましょう。

・勉強になります
・参考になります
・よくわかります
・もっと詳しく教えてください

例文

・〇〇について、もう少し詳しくうかがってもよろしいでしょうか。

・ご提案、大変興味深く拝聴しました。(←とても丁寧な表現です)

・〇〇さんのご経験談、大変参考になります。業務を進める上で活かさせていただきます。

・貴重なお話をありがとうございます。勉強になります。特に〇〇について新たな気づきがありました。

【社内での会話】

上司
上司

今回の企画は、〇〇に重点を置きたいと考えています。

部下
部下

その視点について、思いつきませんでした。本当に勉強になります。

「勉強になります」を使うことで、よりポジティブで好印象になりますね♡

「興味深い」の言い換え・類語

「興味深い」の言い換えや類語について、意味や例文を挙げています。

「興味を惹かれました」

意味:何かによって興味や関心を引き出され、心を動かされた状態を表す表現です。

例文:先輩の話に、興味を惹かれました

「興味深く感じました」

意味:学ぶことが多く、有益であると感じていること。

例文:セミナーでは、知らなかった知識をたくさん学べて、とても興味深く感じました。

「興味深い内容でした」

意味:考えさせられる内容で、学びや発見があること。

例文:〇〇への取り組みは、非常に興味深い内容でした。

「興味深く拝見しました」

意味:内容が興味深く、感銘を受けること。

例文:いただいたパンフレットを、興味深く拝見いたしました。

「注目しています」

意味:ある物事に対して関心を持ち、注意を向けていること。

例文:今後の動向に注目しています。

「気になりました」

意味:何か気になる点があり、詳しく知りたいと思っていること。

例文:パンフレットで拝見した新製品、とても気になりました。

「興味津々です」

意味:非常に興味があり、詳しく知りたいと思っていること。

例文:来週の勉強会の詳細を教えてください。興味津々です。

まとめ

「興味深い」は、単に面白いだけでなく、奥深く考えさせられるものや、新たな発見や知識をもたらすものなど、多岐にわたるニュアンスを含んだ言葉です。単なる「面白い」という言葉よりも、対象に対する深い関心や探究心を表すことができます。ビジネスシーンにおいても、「興味深い」という言葉は、相手のアイデアや提案に対して、より深い理解を示し、建設的な議論を促すきっかけとなるでしょう。参考にしてみてください。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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