上司や取引先から「素晴らしい仕事だった」と褒められた時、あなたはどのように感謝の気持ちを伝えていますか？「ありがたいお言葉」は、相手の好意に感謝を伝える上で、とても丁寧で誠意のある表現です。この記事では「ありがたいお言葉」の意味や使い方、より丁寧な言い換え表現などを、具体的な例文とともにご紹介します。
「ありがたいお言葉いただき心より感謝申し上げます」みたいに使いますよね？
その通りです。「ありがたいお言葉をいただき〇〇です」を使えられるようにするといいですよ♡
ビジネスシーンで褒められた時や称賛された時に「ありがたいお言葉」で謙虚に感謝の気持ちを伝えてみましょう。
「ありがたいお言葉」の意味
「ありがたいお言葉」は、相手からいただいた褒め言葉や感謝の言葉に対して、感謝の気持ちを伝える際に使われる表現です。「ありがとうございます」と言うよりも、より丁寧で、相手への敬意を表すことができます。
「ありがたい」：基本的な意味は、「感謝の気持ちを表す」ことです。相手にしてもらったことに対して、心から感謝していることを伝える際に使います。
「お言葉」：相手の言葉に対する丁寧な表現で尊敬語になります。
「ありがたいお言葉」の使い方と例文
「ありがたいお言葉」は、目上の人、敬意を払うべき相手から褒め言葉や感謝の言葉をいただいた時に使う丁寧な敬語表現です。感謝の気持ちを伝えるだけでなく、謙虚さも表現することができます。
ビジネスシーンでは、例えば、上司から仕事ぶりを褒められた時や、取引先から高く評価された時などに使います。
・目上の人から褒められた時
・感謝の言葉をかけられた時
・取引先の人から感謝された時 などです。
「ありがたいお言葉」の基本的な使い方♡
ありがたいお言葉をいただき、心より感謝申し上げます
「心より感謝申し上げます」は、「心から感謝している」という意味です。
「ありがとうございます」と言うよりも、より丁寧で誠実な印象になります♡
ありがたいお言葉をいただき、光栄です
相手からの言葉を深く受け止め、感謝している気持ちを伝えることができます。「光栄です」は、相手からの言葉を大変名誉なことと感じている気持ちのことです。
【社内での会話】
取引先の人が「丁寧な対応で助かりました」と褒めていましたよ。
まだ未熟ですが、ありがたいお言葉をいただき、光栄です。
「ありがたいお言葉」が適切に使えていますね♡
ありがたいお言葉をいただき、恐縮です
目上の人や取引先など、よりフォーマルな場面で使うのに適しています。「恐縮です」は、自分が褒められたことに対して謙遜する気持ちを表す表現です。
【社内での会話】
企画書とても分かりやすいね。よく考えられている。
ありがたいお言葉をいただき、恐縮です。まだ改善点も多くありますので、これからも精進してまいります。
「ありがたいお言葉をいただき、恐縮です」が適切に使えていますね♡
ありがたいお言葉をいただき、励みになります
褒められたことに対して、今後さらに努力していくという意欲を伝えることができます。
例文：ありがたいお言葉をいただき、励みになります。引き続き頑張ります。
ありがたいお言葉をいただき、大変嬉しく思います
相手からの好意的な言葉や評価に対して、感謝と喜びの気持ちを伝える素直な敬語表現です。
【社内での会話】
1人で資料作りよく頑張ったね。
まだ未熟ですが、ありがたいお言葉をいただき、大変嬉しく思います。
「ありがたいお言葉をいただき、大変嬉しく思います」が適切に使えていますね♡
こちらは関連記事です。褒め言葉、感謝の言葉を受けた際に、謙虚な気持ちを示す丁寧な言葉の解説です。
「ありがたいお言葉」を使う時のコツ
「ありがたいお言葉」は、褒められた時や称賛された時に、謙虚に感謝の気持ちを伝える表現です。使い方のコツをみていきましょう。
謙虚さを伝える
「恐縮です」、「まだまだ未熟で、ご期待に添えないこともございますが」のように、謙遜の表現を使い自分の立場を低くして感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
具体的な内容で感謝の気持ちを伝える
「ありがたいお言葉です」とだけお礼を述べるのではなく、「〇〇なところを褒めていただき、大変嬉しいです」のように、具体的にどのような言葉を褒めてもらえたのかを伝えてみましょう。
↑そうすることで、より気持ちが伝わります♡
例えばですが、
上司から「今回の企画で、君は本当によく頑張ってくれたね。ありがとう」と言われた場合：
「お褒めの言葉、大変嬉しく思います。〇〇な部分にご評価いただけたことを光栄に思います。今後も精進して、更なる貢献ができるよう努力いたします。」
これらのコツを意識することで、より丁寧で気持ちが伝わる「ありがたいお言葉」を伝えることができます。
こちらは関連記事です。褒め言葉、感謝の言葉を受けた際に、謙虚な気持ちを示す丁寧な言葉の解説です。
「ありがたいお言葉」の言い換え・類語
状況に合わせて、「ありがたいお言葉」を言い換えることで、適切に気持ちを伝えることができます。以下、言い換え表現について、それぞれの特徴と例文を詳しくご紹介します。
「お言葉を頂戴し、ありがとうございます」
意味：相手からの言葉に対して感謝の気持ちを伝える丁寧な表現です。「ありがとうございます」と言うよりも、より丁寧で敬意を表すことができます。
使い方：目上の人や、丁寧な言葉遣いを求められる場面で使います。
例文：温かいお言葉を頂戴し、心より感謝申し上げます。
「温かいお言葉」
意味：相手の言葉に心温まる気持ちになったことを伝える表現です。
使い方：気持ちがこもった感謝の気持ちを伝えたい場合に適しています。
例文：温かいお言葉をいただき、どうもありがとうございます。
「お褒めのお言葉」
意味：相手からの褒め言葉に対して感謝の気持ちを伝える表現です。「お褒め」という言葉を使うことで、謙虚な姿勢も示せます。
使い方：目上の人や、丁寧な言葉遣いを求められる場面で使います。
例文：お褒めの言葉、大変ありがとうございます。引き続き精進してまいります。
「お褒めいただき」の記事です
「励みになるお言葉」
意味：相手の言葉に励まされたことを伝える表現です。
使い方：「励みになる」という言葉を使うことで、今後も頑張ろうという意欲も示せます。
例文：大変励みになります。お言葉を胸に、更なる努力を重ねて参ります。
「嬉しいお言葉」
意味：相手の言葉がシンプルに嬉しかったことを素直に伝えることができます。
使い方：親しみやすい表現ですが、目上の人や、丁寧な言葉遣いを求められる場面で使います。
例文：嬉しいお言葉をいただき、ありがとうございます。引き続き頑張って参ります。
まとめ
「ありがたいお言葉」は、目上の人からの褒め言葉や励ましの言葉に対して、感謝の気持ちを伝える表現です。「ありがとうございます」と伝えるよりも、丁寧でかしこまった印象になります。
「ありがたいお言葉です」とお礼を述べる方が、「ありがとう」よりも気持ちが伝わりやすくなります。言い換えも使えたら良いですね。
