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「ご意向をお聞かせください」の意味と使い方を徹底解説【例文付き】

言葉遣い

「ご意向をお聞かせください」は、ビジネスシーンでよく耳にする丁寧な表現ですが、どのように使えば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか?特に、上司や目上の人とのやり取りでは、言葉遣いを間違えると相手に失礼にあたる可能性も。この記事では、「ご意向をお聞かせください」の意味や、ビジネスシーンでの適切な使い方を、具体的な例文とともに詳しく解説します。

「ご意向をお聞かせください」の意味と敬語

「ご意向をお聞かせください」は、相手の意見を尊重し、それを知りたいという気持ちを丁寧に伝える表現です。ビジネスシーンでは、意思決定をする前や、相手の意見を参考にしたい時に用いられます。

「ご意向」:「ご」は、相手に対する表現のため尊敬語になります。

「お聞かせください」「ください」は「くれ」を丁寧の丁寧語ですが、「ください」は少し命令調になります。

↑なので、「恐れ入りますが、ご意向お聞かせください」にすると良いですよ♡

「ご意向をお聞かせください」の使い方

「ご意向をお聞かせください」は丁寧な敬語表現のため、目上の人やビジネスシーンでよく使われます。

「ご意向をお聞かせください」は、以下の時によく使います♡

・相手の意見を求めたい時:会議の議題など、相手の意見を参考にしたい時に使います。

・相手の決定を促したい時:相手に決断を促す際や、相手の考えを尊重していることを示すために使います。

・相手の意図を明確にしたい時:相手がどのようなことを考えているのか、具体的に知りたい時に使います。

「ご意向をお聞かせください」って、相手に意見を求める時に使うので、特に目上の人に失礼のないようにしたいです。

ビジネスシーンでよく使う「ご意向をお聞かせください」の例文をみていきましょう♡

ビジネスシーンでよく使う「ご意向をお聞かせください」の例文6選

ビジネスシーンでよく使う「ご意向をお聞かせください」の例文を挙げています。これらは、相手の意向や意見を丁寧に尋ねる際に役立つ丁寧な表現です。

1)今後の方向性について、先輩のご意向をお聞かせください。

2)来週の会議での議題について、皆様のご意向をお聞かせください。

3)商品の方向性について、御社のご意向をお聞かせいただきたく存じます。

4)お取引条件について、御社のご意向をお聞かせいただければ幸いです。

5)誠に恐縮ですが、お客様のご意向をお聞かせいただき、最適な提案をいたします。

6)「恐れ入りますが新製品の導入に際しまして、御社のご意向をお聞かせいただけますでしょうか。

上の例文のポイントです♡

丁寧な言葉遣い:「誠に恐縮ですが」「恐れ入りますが」などの丁寧な言葉で、相手に配慮しています。

「ご意向をお聞かせいただければ幸いです」「〜について、聞くことができれば嬉しいです」という意味になり、婉曲で柔らかい敬語表現になります。

「ご意向をお聞かせいただきたく存じます」:「思う」の謙譲語「存じます」を使うことでより丁寧な敬語表現になります。

【社外の人との会話】

お忙しいところ恐縮ですが。〇〇の件について御社のご意向をお聞かせいただけますよう、お願い申し上げます。

社外の人
社外の人

かしこまりました。

「ご意向をお聞かせいただけますよう、お願い申し上げます」丁寧な表現で良いですね♡

「ご意向をお聞かせください」の言い換え

「ご意向をお聞かせください」は、相手の意向や意見を丁寧に尋ねる際使います。状況や相手との関係性に合わせて、より適切な言い換え表現を選ぶことが大切です。

目上の人にも使える言い換えです♡

「お考えを伺いたいと思います」

使い方:相手に対して「あなたの考えを聞かせてください」と丁寧に尋ねる表現です。会議の時や提案や企画をした後に、相手の反応や意見を尋ねる際にも使えます。

例文:この提案について、皆様のお考えを伺いたいと思います。

「ご意見をお聞かせいただければ幸いです」

使い方:「〜について、聞くことができれば嬉しいです」という意味になります。「いただければ幸いです」は、「絶対にお願い」というニュアンスではなく、あくまでも相手が好意で応じてくれることを願っているというニュアンスです。非常に丁寧な敬語表現です。

例文:会議の予定について、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。

「ご意向はいかがでしょうか」

使い方:相手に対して「どのように考えますか?」「どうしたいですか?」と、相手の意見や希望を丁寧に尋ねる表現です。

例文:この提案について、ご意向はいかがでしょうか。

「お考えをお聞かせいただけますでしょうか」

使い方:相手に対して敬意を払いながら、その人の意見を尊重し、知りたいという気持ちを伝えるために使われます。

例文:今回のミーティングについて、皆様のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。

親しい人に対しては「どのようにお考えですか」などを使うと良いですね♡

「ご意向をお聞かせください」の類語

最後に「ご意向」の類語について解説します。

「意見」:ある事柄について、賛成か反対か、あるいは具体的な改善点など、自分の考えを述べること。

例:この企画に対するご意見をお聞かせください。

「意思」:あることを行おうとする強い決意や、ある状態を保とうとする精神的な力。

例:自分の意思を貫く

「要望」:何かをしてもらいたい、あるいは状況を変えてほしいという願い。

例:お客様の要望にお応えできるよう努力いたします。

「意志」:心の持ち方、決意を指します。

まとめ

「ご意向をお聞かせください」は丁寧な表現ですが、目上の人に対して使う場合は、より丁寧な表現や配慮が必要です。この記事で紹介した丁寧な言い換え表現や例文を活用することで、相手に失礼なく、相手に配慮したコミュニケーションを目指しましょう。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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