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「何よりです」の使い方で印象アップ!敬語表現のまとめ【ビジネスシーンでの例文付き】

言葉遣い

ビジネスシーンで「何よりです(なによりです)」をどう使ったらいいのかな?って悩んだことはありませんか?

「何よりです」は、「何よりも素晴らしい」「これ以上によいことはない」という意味を持つ言葉です。丁寧語のため、目上の人に対しても使うことができます。

ビジネスシーンで「何よりです」を効果的に使いたい!そんな方におすすめの表現集。例文付きで、シーン別・相手別に適切な使い方と、より丁寧な表現のバリエーションを紹介しています。

何よりです使ってみたいなと思いますが、使い方がわからなくて。

何よりです相手を思いやる良いフレーズなので、ぜひマスターしてください♡

「何よりです」の意味と使い方

「何よりです(なによりです)」の意味は、「最も嬉しい」「これが一番嬉しいことです」「これ以上望むことはありません」という意味の丁寧な表現です。

・相手にとってプラスの出来事に対して、自分の喜びや共感を伝える際に使います。

・目上の人や丁寧な言葉遣いを求められる場面で使用されるのが一般的です。

「何よりでございます」は、さらに丁寧な言葉遣いです。

「何よりです」は、はっきりとした表現ではありませんが、控えめで柔らかい表現であるため、ビジネスシーンで好まれる表現の一つとなっています。状況によっては、「何よりです」よりも、はっきりとした表現の方が適している場合もあります。

【取引先との会話】

取引先の人
取引先の人

ご無沙汰しております。先日は、体調が悪くご迷惑をおかけしました。

ご無沙汰しております。体調が回復されたようで何よりです。お元気なお顔が拝見できて嬉しく思います。

相手の体調がよくなったことに対して「何よりです」「嬉しいこと、喜ばしいこと」を伝えています。

「何よりです」を使った例文

「何よりです」を使った例文をみていきましょう。

・プロジェクトが無事に終了して、何よりです。

・お客様からお喜びの声をいただき、何よりです。

・商品の企画が順調に進んでいるとのこと、何よりです。

・会社が順調に成長していることを、何より嬉しく思います。

・先輩のご活躍を拝見していたので、お目にかかれて何よりです。

・先輩が試験に合格されたとのこと聞きました。本当に何よりでございます。

ビジネスシーンで「何よりです」を使う3つのメリット

ビジネスシーンで「何よりです」を使うメリットは3つあります。

1)相手の状況や喜びに共感し、自分の喜ばしい気持ちを表現できる

相手を思いやる気持ちや、感謝の気持ちを伝えることができます。

相手にとって良いことがあった際に、「何よりです」と伝えることで、相手の喜びを共有し、喜ぶ気持ちを表現することができます。

2)ビジネスシーンに適した丁寧な表現である

「何よりです」は、丁寧な表現であるため、ビジネスシーンでも使いやすい言葉です。また、汎用性が高い表現です。

例えば、お客様からご満足の声をいただいた時に「お客様からご満足の声をいただき、何よりです」と伝えることで、相手の喜びに共感し、感謝の気持ちを伝えることができます。

3)相手との距離感を保つことができる

「何よりです」は、やや控えめな表現であるため、相手との距離感を保つことができます。そのため、目上の人や初対面の人に対しても使いやすい言葉です。

「何よりです」とは、喜ばしい時に使う言葉遣いです。適切に使えているかチェックしてみましょう。

「何よりです」が適切に使えているか、チェックするには?

「何よりです」が適切に使えているか、チェックする方法とは、ほかの言葉に置き換えることです。チェック項目はひとつです。

「何よりです」を「嬉しい」もしくは「何よりも素晴らしい」「喜ばしい」に言い換えができるか。

・ご病気が回復され、本当に何よりです。

お手伝いできて、お役に立てて何よりです

・先輩のご活躍を拝見していたので、お目にかかれて何よりです。

・先輩が試験に合格されたとのこと聞きました。本当に何よりでございます。

お手伝いできたので、お役に立てて嬉しいです」だから言い換えできていますね!

「何よりです」の使い方が難しいと思う方にもおすすめなチェック方法です♡

「何よりです」の言い換え、類語

「何よりです」は、相手を気遣い、丁寧な印象を与える便利な表現ですが、伝えたいニュアンスによっては、より具体的な表現を選ぶことで、より気持ちが伝わりやすくなります。

1.「嬉しいです」「嬉しく存じます」

2.「良かったです」

3.「大変心強いです」

4.「ありがたいです」

5.「喜ばしいです」

一緒にみていきましょう♡

「嬉しいです」「嬉しく存じます」

意味:嬉しく思います。

使う時:「嬉しいです」は親しい人に対して、「嬉しく存じます」は目上の人に対して使いましょう。

「存じます」「思う」「承知する」の謙譲語のため、目上の人に対して使います。

・とんでもないことです。お役に立てて嬉しく思います。

・遠いところお越しいただきまして、ありがとうございます。大変嬉しく存じます。

【取引先との会話】

遠いところお越しいただきまして、誠にありがとうございます。大変嬉しく存じます。

取引先の人
取引先の人

とんでもないことです。こちらこそ、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。

大変嬉しく存じます」が適切に使えていますね。感謝の気持ち、嬉しい気持ちが伝えられて良いですね♡

「良かったです」

使い方:

「良かった」は「良い」の過去形、「です」は丁寧語。

「良かった」は日常の言葉遣いであり、会話中で使う方が適切です。

・とんでもないことです。お役に立てて良かったです。

・私のささやかな手助けが、お役に立てて良かったです。

【社内での会話】

昨日の忙しかった時にお手伝いをしてくれてありがとう!

とんでもないことです。お役に立てて良かったです。また、お忙しい時はお手伝いさせてください。

とんでもないことです(謙遜)+次回もお手伝いしたいことを伝えられて。良いですね♡

「大変心強いです」

意味:頼りになる人がいて安心する気持ち、強い支えや力になる、非常に励みになるという意味合いです。

使い方:「大変心強いです」という言葉は、目上の人や、自分が尊敬している人に対して使うのが一般的です

・先輩が今度のミーティングに参加してくださると、大変心強いです。

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「ありがたいです」

意味:誰かの好意や親切な行為に対して、感謝の気持ちを表す表現です。

使う時:感謝の気持ちを伝える時、お願いをする時などです。

・早急に対応していただき、ありがたいです。

・いつも気にかけてくれて、ありがたいです。

「喜ばしいです」

意味:「嬉しい」「好ましい」「望ましい」などの意味合いを持ちます。

使う時:何か良いことが起こったり、期待していたことが実現したりした時に使います。

・ご昇進、誠におめでとうございます。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。大変喜ばしいことです。

ビジネスシーンで「何よりです」を効果的に使う2つの表現

ビジネスシーンでよく使われる「何よりです」は、相手への共感と感謝の気持ちを簡潔に伝える便利な表現です。

「ご満足いただけて何よりです」

「お役に立てて何よりです」は、相手の喜びに共感し、自分も嬉しい気持ちを伝えることができます。

ビジネスシーンで使える表現として、ぜひ覚えておきたいですね。

「ご満足いただけて何よりです」

意味:相手が自分の仕事や提案に満足していることを聞き、自分も嬉しい気持ちを伝えることができます。

・提案内容にご満足いただけて何よりです

ご満足いただけて何よりです。今後ともよろしくお願いいたします。

「お役に立てて何よりです」

意味:自分の仕事や提案が相手の役に立ったことを喜び、感謝の気持ちを伝える表現です。

・まだまだ力不足ですが、お役に立てて何よりです。

・ご依頼いただきありがとうございます。お役に立てて何よりです。

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【社内での会話】

親しい先輩
親しい先輩

昨日のお菓子を差し入れ、どうだった?

後輩
後輩

とてもおいしかったです。まわりの方は大変喜んでいました。どうもありがとうございます。

親しい先輩
親しい先輩

そうなんですね。良かった。喜んでいただけて何よりです

相手に共感して良い会話ですね♡

まとめ

「何よりです」は相手に共感もできて、自分もとても喜ばしく、嬉しい気持ちになる言葉のため、好きな言葉遣いのひとつです。正しい使い方はどうしたらいいのかな?と悩んだ時に参考にしていただけたら幸いです。

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