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クローズドクエスチョンとは?クローズドクエスチョンの特徴と使い方【会話がスムーズになる!】

言葉遣い

会話で相手に明確な答えを引き出したり、負担をかけずに質問したい時ってありませんか?そんな時は「クローズドクエスチョン」がおすすめです!「はい・いいえ」で答えられる質問で、相手も話しやすく、情報をスムーズに引き出せる便利なテクニックです。今回は、クローズドクエスチョンの特徴と使い方を詳しく解説します。

「クローズドクエスチョン」とは、はじめて聞きました。

「クローズドクエスチョン」について一緒にみていきましょう。

クローズドクエスチョンとは、相手が「はい・いいえ」もしくは、2つのうちの1つを選択して答える質問方法です。

クローズドクエスチョンとは?

クローズドクエスチョンとは、相手が「Yes/No」もしくは、2つのうちの1つを選択して答える質問方法です。

質問者は相手から明確な答えがもらえる質問の仕方です。

例文

・旅行は好きですか?

・今日はいいお天気ですよね?

・今月は目標達成できますか?

クローズドクエスチョンを使う時

クローズドクエスチョンを使う時は、以下の場面でよく使われます。

会話中のはじめての質問や、明確な答えがほしい時の質問の時によく使われます。

・会話を始めたい時
・情報を確認したい時
・相手の意見を聞きたい時

例文

・A案とB案、どちらの方が良いと思いますか?

・念のために確認しますが、場所は大丈夫ですか?

【社内での会話】

親しい先輩
親しい先輩

念のために確認しますが、明日の試験会場の場所は大丈夫ですか?

後輩
後輩

はい。大丈夫です!

クローズドクエスチョンは、相手が答えやすい質問であるため会話や質問の導入で使い、この後の会話がスムーズに進められます。答えやすい質問は、相手に安心感を持ってもらえますよね。

クローズドクエスチョンを使う時の注意点

クローズドクエスチョンは、回答を「はい」または「いいえ」で答えられるような質問形式です。しかし、質問の仕方によっては、相手を誘導したり、詰問しているような印象を与えてしまうことがあります。以下注意点をみていきましょう。

詰問調にならないように注意する

クローズドクエスチョンは、質問の仕方によっては、回答者を誘導してしまう可能性があります。例えば、「この商品、とても良いですよね?」という質問は、回答者が「はい」と答えることを誘導しています。

難しいですね。

会話を繋げにくい

クローズドクエスチョンは、回答が「はい」または「いいえ」で決まってしまうため、それだけで会話が完結してしまうことがあります。

例えばですが、

「今日は暑いですよね?」という質問に対して、「はい、暑いですね。」という答えが返ってきた場合、その後の会話が途切れてしまう可能性があります。

会話を繋げやすくするためには、オープンクエスチョンも併用するようにしましょう。オープンクエスチョンは、相手に自由に回答させることができる質問形式です。

例えば、「今日の暑さに対してどのように過ごしていますか?」という質問であれば、「エアコンをつけています。」「冷たい飲み物を飲んでいます。」など、様々な回答が期待できます。

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クローズドクエスチョンでの質問のコツ

尋問や詰問のような印象を与えないためには、「はい、そうです」と答えやすい質問を心がけましょう。相手が肯定的な返答をすることで、共感や承認を感じやすくなり、自然と会話が弾みます。

【社内での会話】

先輩
先輩

今日はあたたかい日ですね。(相手が答えやすい質問)

はい、そうですね。

どこか、お出かけしたいですね。

そうですね。出かけたいですね。

相手が「No」で答えてしまう質問をすると、そのあとの会話は広がりにくいですよね。

まとめ

クローズドクエスチョンの質問のコツは、尋問になりやすいので気をつけること。
相手が「はい、そうです」と答えられる質問を考えることです。

クローズドクエスチョンは、話し手が主導権を持つため、相手の意向を確認しながら話を進めることができて会話のすれ違いがなくなくなります。クローズドクエスチョンの特徴を活かして上手な質問をしてみましょう。

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今日も一緒に言葉を学んで、相手を思いやる言葉遣い、適切な言葉遣いでコミュ力を上げていきましょう♡

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